2010年9月24日金曜日

9/11テロ、アメリカ犯行説 ■Spider on■2010/09/24(金)

■9/11同時多発テロの背後に米政府がいたと、国連での演説でイランのアフマディネヤドが発言しました。一国の指導者が無責任に口にすべきことがらではありません。他の誰よりもイラン人の多くが戸惑っているでしょう。
■イランの電力施設、水道施設を狙ったコンピュータ・ウイルスが報告されました。セキュリティー・ソフトのシマンテック社の報告です。専門家ではない我々は、こういうもので核兵器が誤作動するのではないかと不安になります。
■英国で頭の弱そうな覆面の若者6人がコーランを焼却し、逮捕されました。何が面白いのか、憎しみと怒りが流血と悲惨を招き寄せる事まで思い至らないのでしょう。倫理的には、彼らに影響を及ぼしている大人の責任です。
■ビル・クリントンがオバマを攻撃しました。もっと強力でなければならないなんて言ってます。きちんと戦争をしろという事でしょう。クリントン家の軍需産業利権はどうなっているのでしょう。オバマ嫌いのクリントン家ですから、こちらは真に受ける必要はないと思いますが、陰湿な一家です。
■黒人教会でも児童の性的虐待が発覚しました。そのため黒人教会が同性愛恐怖症で揺れているそうです。同性愛と虐待に関連があるのかどうか・・・カトリック教会の例では、同性愛者と児童性愛者の神父が、長年犯行を行っていたわけですが、問題はやはり同性愛者であるかどうかではないでしょう。

2010年9月23日木曜日

アフガンの欝 ■Spider on■2010/09/23(木)

■アフガニスタンのカルザイが欝になっているそうです。まったくうまく行っていないのでしょう。オバマも怒り心頭のようです。経済政策もチームごと大きな変更がありそうですし、アフガン戦略も変わらざるをえないでしょう。
現地に押しかけて勝手な展開をしているNGOが、警備の手間などで足手まといとなり、批判され始めています。
■CIAがパキスタンで3000人の秘密部隊を使って活動しているのが発覚しました。真面目といえば真面目で、事あるごとにこういう秘密活動をやっています。今どき、ちゃんといかがわしいなんて偉いのかもしれませんね。
■反ユダヤの差別発言や混乱した行状で総スカンのメル・ギブスンですが、女優ジョディ・フォスターが「私は死ぬまでメルを愛し続けるでしょう」と擁護にまわりました。ギブスンは復活して欲しい役者さんですが、さて、どうなるでしょうか・・・?
■司法取引で薬物使用を認めたパリス・ヒルトンが日本で入国拒否されました。各国で話題となっています。パリスにとってはいい体験だったでしょうが、日本にはどうでしょうか?

2010年9月22日水曜日

英国情報部の歴史公開 ■Spider on■2010/09/22(水)

■オバマの経済補佐官ローレンス・サマーズが辞任します。オバマの経済政策が大きく変わるという事でしょう。これまで景気刺激策をとって来たわけですから、財政削減に向かうかもしれません。
■英国の対外秘密情報機関MI6(SIS)が1909年から1949年までの記録を公開しました。公式記録の公開は初めての事のようです。そこで、殺人許可書はなかったとか、見えないインクとして精液を使ったとか(女スパイは?)、色々と話が出ています。サマセット・モーム、グレアム・グリーンなど元スパイの英国作家も多く、なかなか興味深い記録です。
■バチカン銀行で2300万ユーロが押収されました。違法資金洗浄捜査の過程で発覚したようです。バチカン銀行は巨額を資金を運用している銀行で、かつてはP2事件など、バチカン銀行に関係した謎の事件も発生しています。成り行きに注目したい事件です。
■カトリックに関係した話題が続きますが、ドイツで、性的虐待被害者の証言を即す運動が開始されました。教会が運営する学校や児童施設で聖職者による男女児童の強姦が長年に渡って行われて来たわけですが、被害者は、被害を証言する事もまた大きな苦痛でしょう。しかし、何があったのかを公にして行く事は重要で有意義です。
■児童強姦に関係してベルギーの神父が、聖職者が独身である必要に疑問を呈しました。そういう話かどうか・・・

2010年9月21日火曜日

猫捨て女告発 ■Spider on■2010/09/21(火)

■日本でも有名になった猫捨て女が動物虐待で告発されました。映像公開後、殺人の脅迫で警官に警護される生活でしたが、これから法廷です。猫の祟りか自業自得か。
■「臭い奴ら」「アカ」「猥褻ポルノ」と、ステレオタイプでヨーロッパを色分けした地図が公表されました。まあ、モンティパイソンの世界ですね。
■世界「インターネット条約」が提案されました。これはインターネットを合法的に管理、監視したいという各国の願望から出た話でしょう。各国政府のみみっちい事情でインターネットが規制されるのはまっぴらです。放っておいてくれと言いたいところです。
■フランスが、パリ交通網への自爆テロの脅威で厳重警戒態勢を敷いています。これからさらに厳しくなって行くでしょう。
■FBIが動物愛護団体、グリーンピース、反戦活動家をスパイしていました。何だか一番危険なのがグリーンピースで、全体的に安全なところを選んでいる感じです。こうなったらママさんバレーとか、慈善団体とか、そういうところもスパイして、仕事をしてる体を装ったらいいかもしれません。
■ロシアのプラウダが、オバマ大統領について、この間、キャンペーンを張っています。ハワイに出生記録がない。オバマは偽名だ。そういった内容ですが、各国の指導者について徹底して調べ上げるロシアです、何かつかんでいるのか騒いで見せているだけなのか・・・
■フランスのサルコジは貧困層救済をおおっぴらに宣伝していますが、数字には別の事が表れていると指摘されました。サルコジはウソばっかり言ってるんですね。
■先日、サルコジが訪米した時、サルコジ夫人カルラ・ブルニとミシェル・オバマがお話をしました。その時、ミシェル・オバマは大統領夫人なんて地獄の毎日と正直な感想を述べたのですが、後でカルラ・ブルニは「どうかしらね」と異議を述べました。古い世界の人だからミシェルの事が嫌いなんでしょうね。それに、サルコジ夫人でいる事はそれほど苦痛ではないのでしょう。鈍感で無責任な人であるならね。

2010年9月20日月曜日

プーチンのドメイン予約 ■Spider on■2010/09/20(月)

■2012年のプーチン・ウェブサイトのアドレスを、ロシア政府の秘密機関がもう予約しているそうです。プーチンが再びロシア大統領になるのは決定事項なのでしょう。選挙なんか関係ない、陰謀があたりまえなんですね。まったくロシアらしい気色の悪い話です。でも、ドメインの先行予約なんて事が出来るんですね。
■フランスとドイツがEUサミット、ロマ居留地問題で決裂したようです。ドイツは過去の歴史もあって絶対にロマ追放を容認できないでしょう。フランスのやっている事がひどすぎるのですが、こうしたフランスのひどい面の変わらなさにはあきれます。
■毛沢東が1958年から1962年までに4500万人の中国人を虐殺したという記事が出ました。この前も、後もあるわけですし、表向きは数に入れられない死者もいるのを忘れてはならないでしょう。恐ろしい話です。昔、日本にも毛沢東主義者なんて、妙ちくりんな人たちがいました。まともな神経をしていたら、今ごろ恥ずかしくてたまらないでしょうね。
■訪英していた教皇ベネディクト16世が英国を離れました。訪英中、聖職者による児童強姦被害者に会うなど真剣な姿勢を示しました。そうしたところはかなりの人物です。イスラエルに行き、英国を訪問し、カトリックが変わって行くんだという姿勢を体現している人です。

2010年9月17日金曜日

サルコジ-ロマ-ナチス ■Spider on■2010/09/17(金)

■フランス大統領ニコラス・サルコジが、ロマ追放政策でヨーロッパ中の批判にさらされていますが、妙に頑張っています。これまでもそういう姿勢で生き抜いて来て大統領にまでなった人ですから、柔軟さはかけらもないでしょう。彼のロマ追放政策をナチスのロマ追放政策と同じという批判は、出るべくして出たといえますが、サルコジがユダヤ系だけに、ナチスと重ねあわせられる事は厳しい話でしょう。もちろん、批判する側はわかっていてやるのですから、説得するというよりねじ伏せようという感じです。
これはロマ云々を超えた、凄まじい対立になって来ています。
■教皇の英国訪問で、英国女王と教皇が一緒にいる写真が各紙で見られます。まさに歴史です。教皇の記者会見では、ちゃんと教会の性的虐待問題への質問もあり、教皇は「悲しい」出来事と、それなりに答えています。
■米国防総省が、対アルカイダ戦に向け、イエメンの反アルカイダ派を育成しています。こういう場合、国防総省やCIA、米軍の特殊部隊が現地入りして、秘密戦を展開するのがいつもの成り行きですが、イエメンでもそういう事になるのでしょうか。ともかく、撤退や和平交渉を推進する一方で戦域も拡大の一途をたどっている事は認識しておこうと思います。

2010年9月16日木曜日

世界にあふれる武器 ■Spider on■2010/09/16(木)

■オーストラリアの弁護士が何のつもりか、バイブルとコーランの紙を使った手巻きたばこで喫煙し、公表しました。馬鹿げた行為を批判精神の現れと誤解しての事と思われます。
■マイクロソフトが、ロシア政府に批判的なグループの取締の理由とされた事でソフトの違法使用に対する対策を変更するようです。中国とは勝手の違うロシアは、苦手なのでしょうか?
■オバマ大統領が、600億ドルのサウジへの武器売却にサインをしました。不況で世界的に武器取引量が増えていると思われます。ここの所、色々な所で起きている武力衝突の原因のひとつが、増加する武器流通量だと思われます。
■ロシアも、スホイ600、第五世代ジェット戦闘機を輸出するようです。
■元CIA局員が、ポーランドの秘密刑務所での拷問を認めました。みんなが知っていた事ですし、言われてもいましたが、当事者が認めるのは話の次元が違って来ます。アメリカはポーランドからエジプトまで、またたく間に秘密刑務所網を作り上げ、容疑者を移送し、拷問をしていたわけです。驚くべきつながりです。もっといい事に役立てればいいのにと思います。
■英軍がアフガニスタンからのヘロイン密輸疑惑を持たれています。中国のアヘン戦争は英国が中国に阿片を売っていたために起きた戦争でした。英国は、阿片と奴隷と武器を世界中に売っていたわけです。軍隊が薬物商売に手を出すのは、簿外戦費の捻出の必要からもよくある話でもあります。英国の歴史があり、アフガニスタンという阿片栽培地があり、軍隊の行動パターンがありと三拍子そろって、英軍が阿片密輸をやっている可能性は高いかもしれません。
■リアルIRAが英国銀行家攻撃を予告しました。北アイルランド問題は何とか和平にこぎつけ、色々なグループが武装解除をしたはずでしたが、やはり、そう簡単には行かなかったようです。まさか、かつての悲惨なテロの時代に逆戻りする事はないでしょうが、行末が案じられます。
■中国のシンクタンクが、貿易戦争の敗者になると米に警告しました。国連大使の暴言といい、米中関係に何かあったか、中国がおかしくなっているというように見えます。中国には順調に行ってもらって、良くなってもらいたいものです。そうしなければ、色々な問題が解決しないでしょう。
■教皇の英国訪問で、枢機卿の一人が英国を「第三世界」と呼んで辞任しました。英国民の無関心さに腹を立てての事です。悪口で「第三世界」と言ったのですから、その意味は後進国でしょうか、蛮地でしょうか、程度の低い言い方です。カトリック教会はそういう所がダメなんですが、この枢機卿には理解できないでしょうね。
■もうすぐ北朝鮮の金正日が後継者を指名しそうです。末子の正雲になるのでしょうが、この先、いつまで王朝が続くのでしょうか・・・

2010年9月13日月曜日

9/11が無事に過ぎてよかったです ■Spider on■2010/09/13(月)

■大騒ぎの末に9/11記念式典がアメリカで行われました。あの衝撃的な事件から、ずいぶん時間が経っています。でも、世界はまだ後遺症に苦しんでいます。アルカイダはとんでもない事をやったものです。彼らの罪は長く許される事はないでしょう。
■アップルのiパッドがパソコン市場を侵食しているようです。当然でしょう。使いやすく、邪魔にならず、どこでも使えるのですから、邪魔で面倒くさくて遅いパソコンはもう終わりです。ネット閲覧ができて、メールが使えれば、もういいのです。どうせカメラや録音機能、電子書籍リーダーはついて来るでしょうし、高価なソフトも、重い機械も、いつまでも起動しないOSも、もう過去のものです。
■ベルギーのカトリック聖職者による児童虐待報告で、子供の自殺と性的虐待の関連が言われています。無残な話ですが、徹底して調査し、犯人を法的に罰すると同時に、二度と聖職者による児童強姦・虐待が起きないようにする義務が、大人にはあるでしょう。国家は法的に事態を究明すべきですし、カトリック教会は教会の存亡をかけてこの事にあたるべきでしょう。教皇が淫売宿に入り浸った中世末とは違うのですから。
■フィデル・カストロが、キューバ型革命はもはや稼働していないとの発言は誤訳だったと言い出しました。誤訳によって真実が言われるという事があるのだと受け取るべきか、カストロが、またもや嘘を重ねたと見るべきか、あまり難しい問題ではありません。
■フランス映画監督のクロード・シャブローが死にました。「赤と青のブルース」なんて作品を覚えているのは、マリー・ラフォレが出演していたからです。フランス映画のヌーベルバーグは、才能のきらめきを感じさせるいい作品がありました。ああいうのは一度で十分ですが。
■英政府のコンピュータが、廃棄物として違法に輸出されていました。データが残ったままだと機密もクソもありません。ウィキリークスよりもはるかに大量に重要なデータが漏洩していた可能性があります。
■ロシア政府が、反対意見封じにマイクロソフトを使っていました。ソフトウェアの海賊行為の調査が、反対派に対して集中的に行われていたのです。旧共産圏ではウインドウズを使ってると反対運動も出来ませんね。ここのところのマイクロソフトのミソのつけ方は目に余ります。末期症状になってもらっても困るので、立ち直って欲しいものです。ウインドウズをLINUXにかぶせて、オープン・フリーにしちゃえば生き残れるのに・・・
■中南米の麻薬カルテルの秘密兵器は、アメリカ当局の捜査員だそうです。麻薬取引で生み出される莫大な資金で捜査官を買収し、内部情報を手に入れたり、助けられたりしているという話です。前々から言われていた事ですが、ついに表に出ました。
■アメリカ人の3分の2はソウルメイトを信じているそうです。前世からの縁があるとか、そういう関係ですね。スピリチュアル屋さんが流行らせたものですが、ニューエイジ屋さんたちは真剣で深淵なことがらを、商売向けの表面的で間違った話にするのがうまいですね。

2010年9月11日土曜日

ベルギーでもカトリック児童性的虐待数百件 ■Spider on■2010/09/11(土)

■ノキアが新CEOにマイクロソフトのステファン・エロップを迎えます。スマートフォン市場を睨んでの動きでしょう。人の再編が始まっているのかもしれません。
■コーラン焼却予告騒動です。アフガニスタンで抗議デモがあり、NATO軍がデモ隊に発砲、死者が出ました。コーラン焼却予告は今年の最も嫌な話のひとつです。
■英国で警察官4万が解雇されるかもしれません。財政削減の取り組みです。各国の真剣さは凄まじいです。
■ナショナル・ランプーン社CEOが、株価操作をしていて45ヶ月の判決となりました。ブラック・ユーモアで有名な会社です。記事にも「冗談だろ」といった文句を使うものがありました。まあ、面白い話題といったところでしょう。アメリカ人は、株価操作をそれほど悪いことだと考えないと思います。
■英国の医師サイーダ・カーンが、タンザニアから密入国した女性に給料を払わずにこき使っていて逮捕されました。「現代の奴隷制」などと言われています。背後には人身売買組織がいるようです。
■アフガニスタンにいる米兵の一部が、遺体の一部を戦利品として持っていたのが発覚し、告発されました。兵隊の精神的荒廃が進んでいるのではないかと思われます。
■ベルギーが、カトリック教会内の児童性愛事件475件を報告しました。アメリカ、英国、ドイツなど、各国で明らかになったカトリックの児童強姦ですが、報告のない国に事件がないとは考えられません。教会権力が強いため、あるいは、信仰心が仇となって、子供が何を言っても無視されてしまっている可能性が高いと考えられます。ましてや孤児院などで何があっても、子供はもって行き場がないでしょう。

2010年9月10日金曜日

憎しみの日 ■Spider on■2010/09/10(金)

■9/11にコーランを焼却すると、キリスト教系新興宗教の牧師が宣言している事について、バラク・オバマが止めようとしています。問題の牧師は、ドイツの貧民層として生まれ、逃げるようにしてアメリカに移民し、通信販売で稼いだ金で教会を買い取ったそうです。今は教会に寝泊まりして物品販売で儲ける一方、原理主義的な独善を振りまいているわけです。この騒ぎも、商売としては当てたと言えるでしょう。アルカイダがこの騒ぎを利用してシンパを増やすでしょうが、もうしかたがないでしょう。
■中国の国連大使が酔っ払って「アメリカ人が嫌いだ」と叫んだそうです。更迭されるでしょう。酒で人生をしくじる人はいるものなんですね。
■ロシアのコーカサス地方北オセチア共和国の首都ウラジカフカスの市場で、木曜日に自動車爆弾の自爆テロがありました。16人が死亡し、100人が負傷したそうです。現在のウラジカフカスはロシア正教の都市で、ロシアはイスラム教徒によるテロと断定し、イスラムを非難しています。
かつて、チェチェン紛争を抱えていた頃のロシアでのテロ事件は、チェチェン側の犯行か、ロシア情報機関の自作自演か区別がつきませんでしたが、今はどうなのでしょう?
■ヨーロッパ議会がフランスの「反ジプシー政策」を公然と非難しました。あたりまえの話ですが、フランスはどう出るでしょうか。サルコジという人は、歴史をどれほど停滞させるのでしょうか?
■キューバの歴史を停滞させた張本人フィデル・カストロが、共産主義はうまくいかないと言明しました。キューバはもう稼働していないそうです。南米の左翼ゲリラに武器を売り、左翼ゲリラの麻薬商売を仲介しているから持っているようなものの、北朝鮮とさしたる違いはないわけですから、カストロも、やっと少しだけ正直になったわけです。昔はカストロ信者とか、ゲバラ信者とか、けっこういましたが、もう死んじゃってるのでしょうか。キューバ革命も、また、失敗したのですね。
■イラクの武装集団がスンニ派聖職者の首を切り、遺体を焼くという残虐行為を行いました。イスラム過激派は、イスラム教徒を沢山殺しています。聖戦を殺戮と残虐行為に堕落させたのは彼らですね。

2010年9月9日木曜日

暴動と結婚 ■Spider on■2010/09/09(木)

■飛行機に密輸目的で95匹の蛇を持ち込んだ男がつかまりました。1匹ずつ蛇を入れた袋を体に95巻きつけていました。そうかと思うと、飛行機のトイレの鏡に爆破の脅迫状が貼ってありました。こちらの方は9/11が近くなったという事もあるのでしょう。蛇だの爆弾だの、飛行機恐怖症になりそうです。
■ナイジェリアで武装集団が刑務所を襲撃し、囚人800人を脱獄させました。この囚人たちが武装集団に入れられるのでしょう。アフリカはどんどんキナ臭くなって来ています。
■1992年にロサンゼルスで大暴動がありました。警官が黒人に暴行を加えている現場が撮影され、映像が公開された事から黒人の抗議が始まり、大事件に発展しました。この被害者ロドニー・キングは、380万ドルの賠償金を得たようなのですが、何と、その裁判の陪審員と結婚してしまいました。
■で、今、警官が移民に発泡した事への抗議で暴動が発生しています。警官による銃撃は威嚇射撃ではなく、殺傷を意図したものだったようです。

2010年9月8日水曜日

サルコジにグーグル爆弾 ■Spider on■2010/09/08(水)

■ニコラス・サルコジが「グーグル爆弾」被害者となりました。検索を使ったイタズラですが、検索結果を思い通りにしてしまうなんて、思いついただけでなく、実行できる人がいるんですね。グーグルの方は、それをふせぐ処理手順を取る事も出来るのですが、常日頃から、24時間その手順を続ける事は出来ないそうです。サルコジ、少し嬉しいんじゃないかな。
■アルカイダとタリバンの力は誇張されていると、国防関係のシンクタンクが公表しました。敵の力を見積もるのは難しいのでしょうが、相手が大きく強いという方が予算も取りやすく、失敗の言い訳にもなり、行動の自由の幅も広がりという事があるのでしょう。
■教会のコーラン焼却計画は軍隊を危険にさらすと、米軍司令官が警告を発しました。コーラン焼却を言い出したのは牧師ですが、米軍にとって、ウィキリークスよりも危険かもしれません。タリバンがウィキリークスを丹念に読む事はありえませんが、コーランを燃やしたとして、アフガニスタンとパキスタン、いや、イスラム世界で反米感情を煽る事は簡単にできます。報告文書を読み解く理性よりも、感情の方が危険です。アサンジではなく、テリー・ジョーンズ牧師を黙らせた方がいいかも。
■バローゾEU大統領が、フランスの反ジプシー政策に対して、やめろと演説しました。EU議会は右翼の巣などと言われていますが、大統領はマシなんですね。
■教皇ベネディクトが英国を訪問しますが、迎に出るのは英国教会の女性聖職者です。歴史的出来事です。
■メキシコの犯罪で使われている銃の4丁に3丁はアメリカからの密輸だそうです。アメリカは麻薬を買い、武器を売っているわけです。世界のどこでも麻薬と武器は表裏一体です。麻薬をやって「ピース」なんて、昔は無知が通用しましたね。
■ジョン・レノン殺人犯のマーク・デビッド・チャップマンが、6度目の仮釈放申請を却下されました。チャップマン、仮保釈申請を出し続けてるんですね。反省なんかしないんですね。自分のやった事がわかってないかもしれません。この男は世間に出しちゃいけないよ。
■ウィキリークスのジュリアン・アサンジに対する圧力は凄まじいもののようです。フォックスニュースは、さすがに保守派らしく「警鐘の度が過ぎた?」なんてからかってますが、やられる方はたまったものじゃないでしょう。
■昔、スミスというバンドをやっていた歌手で詩人の英国人モリッシーが、中国人は「人類亜種だ」と発言しました。確信犯です。英国人は中国人に職を奪われたという思いが強く、それがナショナル・フロントという右翼が成長する原因になって来ました。低い水準の話です。

2010年9月7日火曜日

苛立つ世界の不幸 ■Spider on■2010/09/07(火)

■ナターシャ・カンプチという女性が手記を発表しました。8年間、誘拐犯に囚われていた人です。毎日毎日殴られ、強姦され続けたといいます。自殺を図った事もあるようです。恐ろしい話です。
■金正日が、末子を北朝鮮労働党主に任命するようです。
■9/11が近づいています。反イスラムの風潮が広まっています。イスラムの方も殺気立っています。何かなければいいのですが・・・
■ドイツの財務大臣が「この先数年、我々に余裕はない」と言っています。正直なところでしょう。政府が何かできるという風に国民に思わせるのは罪です。
■フランスで、政府のロマ追放政策への抗議行動がありました。あたりまえです。
■オバマ大統領が500億ドルの雇用拡大政策を公表しました。勝算もないのに、同じ事を繰り返そうとしているようにしか見えません。秋の政局があるから何かしなければならないのでしょうが、現在の経済は、一国の政府がどうこうできるものではなくなっているように思います。長期療養が必要なのですから、それなりの展望と計画性を持つ方が健全です。付け焼刃をつなげて行っても有害なだけでしょう。
■スロバキア人団体旅行者が、中央アフリカでクーデタ計画者に間違われるという珍事がありました。軍隊に身柄を拘束されて、怖かったでしょう。
■バスクの独立派ETAがスペイン政府に停戦を宣言し、対話を呼びかけましたが、スペイン政府はあっさりと断りました。テロリストが、行き詰まったからと言って、対話をしてこれまでの犯罪を帳消しにしようとしても、そうはいかないという事でしょう。豊かだったバスクを暴力で支配し、疲弊させて来たETAです。罪は償わなければならないでしょう。
■中国の旅客機パイロットのうち200人が履歴をごまかしていた事がわかりました。無資格では飛ばせないでしょうから、飛行時間が短いとか、そういう事でしょうが、オリンピックだ、万国博だと、航空便を増やすのに、人材が間に合わなかったわけでしょう。恐ろしい話です。
■何だか、世界中が苛立っているようです。要するに金がないという事なのでしょうが、イライラしたり、何かを憎んだりしても有害なだけです。時間が経ったり、物事が自然に変わる事でしか解決しない事は多いですから、焦っても無意味なのに、人の気持はそうはいかないんですね。

2010年9月6日月曜日

戦いの愚劣さが際立って来た ■Spider on■2010/09/06(月)

■パキスタンで、自爆テロが続いています。もうイスラムがイスラムを殺しています。洪水被害のパキスタンで、愚劣な戦闘を続けるタリバンは、戦争で頭がおかしくなった者の集まりです。もう心の底から支持される事はないでしょう。自分たちだけが野蛮化して行くだけです。
■イランのアハマディネヤドが、世界からシオニストの除去などと口走っています。イランの反米派は政権基盤が弱いですから、こうした強硬路線を走らないとならないのでしょう。馬鹿げています。イスラム過激派はイスラムのエレガントな美点を食い尽くそうとしています。無残な事です。
■英国でニューズ社が電話盗聴をしていた事件が拡大しています。マードックも違法行為までしてスキャンダルを取って行く商魂は、ある意味で見上げたものです。
■北朝鮮の後継問題に注目が集まっています。金正日時代が終われば、北朝鮮も少しはマシになるのではないかという期待もあるのでしょう。そう願いたいものです。
■メキシコの麻薬戦争の死者が増え続けて、キリングフィールドとまで言われるようになっています。キリングフィールドというのは、カンボジアの共産主義集団クメールルージュ政権による大虐殺を指す言葉です。メキシコはひどい状態になっているようです。これはなるべくしてなったと言えます。オバマ政権の失策のひとつでしょう。
■ドイツのザラツィンがトルコ系イスラム教徒に対する偏見をまき散らしていますが、メルケル首相が「私はトルコ系の人々の首相でもある」と旗色を鮮明にしました。さすがです。
■モザンビークで食料価格が高騰した事から始まった抗議暴動が依然として続いており、死者も増えています。首都マプトでの暴動です。警官隊も乱暴で、警棒で叩き殺しています。食料問題は貧困国では、すでに現実の話です。
■スペインのバスク地方の独立運動を続けて来たETAが休戦を宣言し、スペイン政府との対話路線に踏み出しました。不況で資金難になったという事でしょうか、理由は何であっても、テロを続け、バスクを疲弊させて来たETAの路線転換は、バスクの人々にとって朗報でしょう。
■ダゲスタン共和国のロシア軍基地が自爆テロ攻撃され、5人が死にました。段々とロシアが攻撃されるようになって来ているのは、攻撃側がイスラムだからでしょう。
■アメリカで、イスラム恐怖症を反省する動きが出て来ています。
振り返れば、アイルランド人、ドイツ人、カトリック、ユダヤ人、イタリア人、中国人、日本人、モルモン教徒も同じように脅威だったというわけです。英国とフランスとスペインが入ってもいいのに・・・ともかく、こうした言説は評価したいと思います。

2010年9月3日金曜日

神は宇宙を作らなかった ■Spider on■2010/09/03(金)

■スティーブン・ホーキングが神は宇宙を創造しなかったと発言しました。日本人にとってはどうって事ない話ですが、キリスト教圏では大きな問題でしょう。
■メキシコ湾の石油採掘やぐらが爆発したと報告されました。BP石油大流出も最初はやぐらの爆発から始まりました。
■ジェームズ・リーという男がディスカバリーチャンネル襲撃、人質をとって立てこもりましたが、警官に射殺されました。わざと警官に殺されようとしていたフシがあり、迷惑極まりないお騒がせ男なのかもしれません。
■保守派論客として人気のアン・コールター女史が、オバマ大統領イスラム説に対して、オバマは無神論者でイスラムではないと発言しました。さすがにその通りかもしれないと思わせます。実際のところ、黒人カルトなのか、イスラムなのか、無神論者なのか、ひとごとですが興味があります。
■ナチハンターで有名なヴィーゼンタールがイスラエル秘密情報機関員だったという話が出ています。どちらにしても連携して動いていたのは間違いないわけですが、情報機関の活動が広範囲におよんでいるのを再認識させられます。

2010年9月2日木曜日

ブログ対国家 ■Spider on■2010/09/02(木)

■ウィキリークス設立者ジュリアン・アサンジが、再びレイプ告訴されました。一度取り下げられていたものです。アサンジはウィキリークスのサイト管理について相談するためにスエーデンに行き、その合間に2人の女性と会い、強姦したと訴えられています。事件そのものが謀略的というか、とても暗い感じで怪しい印象です。
アル・ゴアのマッサージ師強姦は関係者全員の記憶喪失で消滅しましたが、やっぱり元副大統領は違いますね。
■アップルが再びテレビに取り組みます。音楽では、音楽産業そのものは斜陽のままですが、新しい市場を作り出したアップルは急成長しました。映像も同じ事になって行きそうですが、グーグルが映画に手を出しているかと思ったら、アップルはテレビです。アマゾンもテレビに注目していて、アップルと競争になりそうです。電子書籍端末とテレビがひとつになります。
■モザンビークで食料暴動が発生、子供を含む死者6人が出ました。いくら暴動を起こしても、ないものはないという事なのでしょうが、無抵抗な人に警棒を振り下ろしている警官隊の写真が世界中に配信されていて、胸が痛みます。食料危機は、これから本格的になって、まだまだ貧しい国を直撃して行くかもしれません。
■ロシアのブロガーが検閲と戦っているようです。一応共産主義の看板を下ろし、国を縮小し、東欧のソ連圏を解体、冷戦を集結させましたが、それでロシアが穏やかで民主的な国になったわけではありません。旧KGB(情報機関)が権力中枢を掌握し、厳しい圧政を布いている強権国家です。先日、スパイ騒動もありましたが、そうした行為は相変わらず世界中で続けています。遊びのはずのブログが戦いになってしまうのは、現在のロシアが、自由のないひどい国だからです。革命などなく、帝政が維持され、それがなだらかに近代化されれば、ロシアはもっと自由でいい国になったでしょうに・・・繰り言です。
■インド政府の情報機関がグーグルとスカイプを監視しているようです。カシミールの暴動を抱えて、情報統制をしたいのでしょう。インドは携帯電話ブラックベリーも禁止しています。インドも中国と同じく、馬鹿げた、後ろ向きの政治によって権力を維持しようとしているのでしょうか。チャクラが閉じてますね。
■北朝鮮の武器貿易の責任者なのでしょうか、二人の名前が上がりました。チュン・ビョンホ、ユン・ホジンです。彼らがイラン、シリア、ミャンマーへの武器輸出を統括したようです。もちろん主体思想に基づいて金正日主席のためにやっているはずです。まあ、武器は密輸でない限り、すべて国家間取引で、それ自体は国家の主権ですから法的な問題はないし、北朝鮮もイランも制裁対象国ですから、交流しているのも当然です。嫌悪感はありますが、善悪の問題ではなくて、国際関係という事で目に止めておくべき情報でしょう。
■米国公民権団体が暗殺禁止の訴訟を起こすようです。問題となっているのがCIAですから、行政訴訟です。CIAの「逮捕、ないし殺害」リストを問題にして、国家機関による「殺害」を止めさせようというわけです。興味深い動きです。

2010年9月1日水曜日

北朝鮮:制裁と後継者 ■Spider on■2010/09/01(水)

■世界市場、経済危機で下落・・・というニュースを見ても刺激を受けなくなりました。それはこれが見当はずれだからではなく、本当であっても、とりあえずどうしようもない話だからです。焦燥感にかられて何かしてもロクな結果になりません。ここはあきらめて、危機と下落に身をゆだねるしかないようです。
■コンピュータ・チップの小型化が進みます。ゲーム機やスマートフォンといった需要に応えるには、MPUは小さければ小さいほどいいわけです。デスクトップ・パソコンも小さな方が場所をとらなくていいですね。
■北朝鮮の後継者のお披露目が近そうです。アメリカが新たな制裁を打ち出していますが、人質解放の直後です。口先制裁は表向きで、裏では訪朝したカーター元大統領が何か約束した可能性があります。それで安心して権力の継承移譲をするのかもしれません。
■グランドゼロ・モスクの建設者が、現在所有しているビルはネズミ、南京虫の巣だそうです。でも、その原因が所有者の管理不行き届きなのか、住民が不衛生なためか、地域的に近隣のビルがみんなそうなのかは明らかではありません。グランドゼロをグランドゼロにしたのはイスラム過激派ですから、そこにモスクを建てるというのは、非イスラム系アメリカ人にとって苦々しい話です。しかし、建設は正式に権利として認められたのですから、今度はイスラム側がその権利を行使しなければ、権利を放棄する事になってしまいます。権利は行使し、打ち固めねばならないのがアメリカで、行使しなければ現状維持ではなく、後退になってしまいます。ここは遮二無二モスク建設を推進しなければならないわけです。ネズミが出ましたが、まだ、大山鳴動している途中です。
■俳優のジョニー・デップ、歌手のエディー・ヴェッダーらが、3人の凶悪犯とされた若者たち、ウエスト・メンフィス3を支援するチャリティー・コンサートに出演しました。もっと体裁のいいチャリティーと違って、メリットは警察に目をつけてもらえるぐらいのものでしょう。デップもヴェッダーも偉いです。