2017年5月21日日曜日

間抜けと希望

 女性と一緒にいると自分が間抜けに思えてしかたがない。
 理由のひとつは、私が間抜けだからなのは間違いないが、いつもより間抜けに思えてしかたがない。
 その理由として考えられるのは、

1.女性といる時には、良く見られたいのにうまく行かず、絶望的な気持ちになるため、自分が間抜けに見えてしかたがない。

2.本当は、女性といる時の方が本当の自分の間抜けさが出ているのだが、男同士だと、みんな間抜けなので感じ方が薄まるというか、緩和される。

3.両方。

4.本当の自分の間抜けさは、まだ自覚できていない。本当はもっともっと間抜けだ。

 なんてところだろうか。どれひとつとして面白い話はない。先に行こう。
 対処法として考えられるのは、
1.間抜けじゃなくなる。

2.女性に良く見られようと思わない事にする。

3.人間関係を男のつきあいに限定する。

 なんてところだろうか、そして、

 1は、理性的に考えて不可能なので、合理的選択として取り組まない事にする。
 2は、こっちは現実として、女性はまったく良く見てくれないので、後は自分の意識がそれを受け入れて前に進むかどうかだけだ。12段階を経る必要があるかもしれない。
 3は、これもすでにそうなっているので選択の問題ではない。

 つまり、何もせず、このまま人生を終わればいいだけだ。
 このようにして、問題は何も解決せず、何も改善されず、無駄に時間を費やすだけなのが生きるという事なのかもしれない。
 この結論は人間にとって、唯一かもしれない希望だと思うのだが、そう感じられない人もいるかもしれない。
 そういう人は、

1.珍しく間抜けではない。

2.自分の間抜けを自覚出来ていない。

 の、どちらかで、

 1の方の人については何も言うべき立場にない。
 2の方の人は最終的には仲間だから、そのうち希望を持ってもらえるだろう。

 もちろんこの話、どこか間が抜けているに決まっているのだが、残念ながらそれがわかるようなら間抜けではない事になるので、この話はこのまま、つまり、不完全なまま終わる。