2017年6月22日木曜日

言葉の底辺

 ツイッターの投稿の中に、
選べられる」
 という言葉があった。投稿内容ではなくて、この言葉遣いを取り上げたい。
 これは、「選ぶことが出来る」という意味を言っていて、「ら」抜きをしないで使っているのだと推測する。「ら」抜きをしたら、
「選べれる」
 という言い方になる。読んでも聞いても醜悪だ。
 でも、「選べられる」も間違いだ。
「選ぶことが出来る」という意味は、
「選べる」
 で十分だ。

 例:
 好きな色を選べるのがいいね。

 ちゃんと通じるはずだ。すっきりしてるし。


 たまたま見た「選べられる」が目についただけで、これを投稿した方、投稿内容に特別な含みがあるわけではないのはご理解いただきたい。