2017年6月2日金曜日

乳がん検診の偽陽性リスクなんて、すぐに調べられるのにね

 乳ガン検診は、ガンの人なら物凄く高い確率で陽性を検出できるようだが、同時に、ガンではない人を陽性だとしてしまう偽陽性の確率も非常に高い。
 偽陽性の場合、何でもない人が苦しい治療を強いられる事を考えると、リスクとしては偽陽性の方が高くつく。
 実際、アメリカの統計で人数ベースで言うと、陽性の人よりも偽陽性の人の方がはるかに多い。

 人気のある芸能人が乳ガンになったからと言って、そのリスクを取る事は賢明ではない。ワイドショーの影響を受けた思いつきで、どうもかなり痛いらしい乳ガン検診を受診した上で偽陽性になったらどこにも救いはない。
 それでも、今のところ、乳ガン検診は、どこも満員で、何ヶ月も待たなければ受診できないらしい。
 
 で、これを嗅ぎつけ、得票につなげようと、政策に掲げる政治家が出て来る。偽陽性のリスクについてまったく触れないので、ちゃんと勉強して政策にすべく真剣に取り組んだのではない事がすぐにわかる。

 女の政治家だったりする。いい加減な女だな。

 森羅万象を政治にたくしこもうとするのを、難しく言うと全体主義政治と言うんだよ。