もちろん、問題は強い方ではなく、弱い方にある。まともじゃないんだもん。
金大中(きんだいちゅう)の太陽政策も、文在寅(ぶんざいいん)のプロポーズ大作戦も無様な結果になっているのを見れば、北朝鮮の気違い相手にソフト路線などありえない事は、リベラル派でも理解できなくてはおかしい。保守派であっても、戦争など嫌に決っている。それを、好戦的な北朝鮮にきちんと対応しようとすると、まるで戦争をしたがっているかのように言って回る行為は、北朝鮮に味方しようという反日第五列のものだ。
なぜそのような馬鹿げた行動がとれるかというと、鈍感で馬鹿だからなのは確実だが、それに加えて自分が人道的な善行をしているという意識があるからのようだ。
そんなものは幻覚でしかない。進歩主義というのは覚醒剤効果があるようだ。
戦争になるかもしれない現実に向き合う者の足を引っ張ったり、罵詈雑言を投げつける事が、戦争を防ぐ道ではない。平和のために、戦争を不可能にする以外なくて、軍備を整えねばならない場合もあるのを理解できなくてはいけない。ロシアがクリミアで何をしたのかもう忘れたのか? (あ、ロシアじゃなくて、親ロシア派って事になってるんだった。ロシア製というか、ロシア軍の武器を使う、ウクライナにいるロシア人の事を親ロシア派というだったね)。弱ければそこにつけこんで攻め込んで来る敵もいる。相手に出来心を起こさせないためにも、スキを作ってはいけない。
残念ながら、人類はまだそんな所でウロウロしている度し難い種のままなのだ。