2017年7月31日月曜日

small talk : 一線の先端

「森加計のまとめは誰かが仕事でやるだろうから、ちょっと民進・蓮舫の攻めについて話そうか」
「弱かったね」
「はやりそう思うかい」
「当然だろう。あれだけマスコミが援護射撃をする中での攻撃だったのに、成果がなかった」
「そうだな。これでテロ等準備罪がなかったら、空っぽの国会だった」
「一見、大攻勢をかけたかのようだったが、論理性もなく、事実もなく、同じ事を執拗に繰り返すか、言葉尻を捉えて感情的になって見せるか、国会映像をランダムにつなぎ直しても、それとはわからないほどだった」
「何も出ない金太郎飴だったな」
「中身がなかったからだ。森友にしても、加計にしても、そもそも問題がないものを、さも何かあったかのように取り上げた判断が間違っていた。少しでも思考力があれば、こんなのは攻める材料にならないとわかったはずだ」
「わからなかったのはオソマツすぎた」
「最初から材料となる事実がない。事実の足りない部分をきちんと論理を組み立てておぎなう事も出来ない」
「事実が足りないどころか、まったくなかったしな。万が一材料があったとしても攻めに持って行くだけの力がない」
「マスコミも、何の考えもなしにただ騒ぐだけだった。あれじゃ烏合の衆だ」
「民進は感情的に声を荒げるだけしかできなかった」
「弱い犬は吠えるというやつの典型だったな」
「終わりに来て、民進とマスコミは、内閣支持率が下がったのは、自分たちが安倍内閣を毀損したからだと手柄顔で吹聴したが、勝利をとりつくろい、攻撃が成功したかのように見せかけただけだった」
「大本営発表だな」
「支持率の低下は、安倍内閣と自民党だけの問題ではなくて、全政党の問題だった。つまり、野党がくだらない事ばかりやっていたのと、マスコミの常軌を逸した騒ぎに政治不信が起きてしまったんだ」
「本当は憂慮すべき事態だ」
「安倍内閣が、くだらない野党に、あまりにも丁寧に応じている事への苛立ちもあったと思う。あんな事しか言えない奴らは、黙れ馬鹿者とでも一喝して話を進めればいいんだという気持ちになった人は意外といたよ」
「意外ではない。こっちもつられて感情的になってしまったという事だな」
「あの馬鹿野郎に耐え抜いたのは安倍内閣の強さだ」
「攻撃で弱かった蓮舫は、二重国籍を問題にされたら、あっさりと辞任に追い込まれた。守りが弱いどころじゃなかったな」
「民進にかばう人間が一人もいなかったんだろう。ダメな奴だろうが、間違っていようが、筋が通らなかろうが、馬鹿だろうが、支那のスパイかもしれないが、共産党と通じていようが、何が何でも身内だから守るという所がないと信頼は生まれないんだが、民進にはそういう所がまったくない」
「どうせ最後は自分可愛さにみんなを裏切るんでしょという臭いがぷんぷんしている」
「民進党は、人望のない人間というのはこういう人たちですよという見本としては教育効果を期待できるかもしれない」
「こうなっちゃいけない見本だな・・・こうなっちゃいけないという不倫がある」
「今井絵理子参議と橋本健神戸市市議の話か」
「この一線不倫は馬鹿だとしか言えないが、男と女だから手に負えないな」
「一線てなあどこに引かれてるんだろうな?」
「さあ、ナニの先にでも線を描いたかね」
「不倫なんて、そこらのオバちゃんたちがすぐに理解できて、大好きな話なんだから、鬼門もいい所なのにな」
「しかもスピードだろ。芸能誌、婦人誌、スポーツ新聞、ワイドショーはハイエナと化して貪り食うに決まっている」
「橋本健はどうでもいいけど、今井はどうかね」
「あまり褒められた事をやったわけではないが、一議員として職務をまっとうし、次の選挙で信を問えばいいんじゃないかね。二重国籍を誤魔化して来たわけじゃないだから」
「まあ、つまらない不倫騒動で騒いでいられるだけいいって事だな」
「ああ、ありがたい話さ」