メドヴェジェフ、ロシアの金融ヘブン化支持
(露モスクワタイムズ 2010/05/26)
世界的にオフショアやデリバティブが規制されるという動きの中、ロシアが金融ヘブン化を目指している。
つまり、アングラマネーを含めた資金が流入するよう、カジノ経済立国を図っているのである。
ロシアは、中国よりもマフィアを統制している国であり、ソ連時代よりも社会統制と計画経済を充実させている。
要するに、プーチンの部下である情報員たちが、すべてのマフィアのボスとなり、フロント企業を指揮している。反対派はすべて追放されるか殺されてしまって、存在しない。
でも、ガスを売るだけでは限界がある。そこでかつてのマルクス主義エリートたちは、ネオリベラル主義経済を取り入れ、ロシアン・ニューエコノミーを構築しようとしている。
どこかの銀行が、ロシアでのリスク取引に失敗したのを、金融システムを守るためという事で、税金で助けるようになるのだろうか・・・