2010年6月30日水曜日

スパイと洗脳 ■Spider on■2010/06/30

■アメリカでロシアのスパイ網が摘発された事件は、世界中で大きく報道されています。冷戦時代を思い出し、嫌な気持ちになった人も多かったようですが、この出来事が、急激な米ロ関係の悪化につながる事はなさそうです
■中国がチベット僧を再教育し、会見を開きました。かつて「チベットに自由はない」と抗議した29歳の僧侶は、その行動を後悔していると語りました。拷問されてはいないそうです。中国による洗脳は、朝鮮戦争の時に深刻な問題となりました。ソビエトと中国による洗脳が、洗脳の原点です

2010年6月29日火曜日

武器と自由 ■Spider on■2010/06/29

■アメリカの最高裁が、アメリカ国民の銃所持の権利を認めました。国家に対して自由を守る権利を定めた憲法がありますから、その権利を保障するものとして銃所持の権利は当然でしょう。銃器犯罪があるから銃器の所持を取り締まるのではなく、個人でも犯罪に対抗できるようにするという論理です。行政の都合で、国民の権利を制限して当然と心得ている日本とはずいぶん違います。どちらがいいかというのは結果の話ですが、筋道の通し方としてはアメリカの方が明瞭です

2010年6月28日月曜日

■Spider on■ 刺激と緊縮 2010/06/28

■緊縮財政のEUと刺激策の米で、不況対策がはっきり分かれました。アメリカは紙幣の大増刷をするかもしれません。日本は、少しだけ緊縮財政を取り、少しだけ景気刺激をするかもしれません

2010年6月25日金曜日

不都合なチャクラ  ■Spider on■ 2010/06/25

■アル・ゴアが指圧師の女性に性的暴行で訴えられています。「チャクラを解放してくれ」と言ったとか、嫌らしい言い方です。大統領時代のクリントンは、ちょくちょくチャクラを解放してましたが、大統領と副大統領だった二人が似たもの同士という事でしょうか。ゴアの離婚理由はこれだったのでしょう。不都合なチャクラです
■チラチラと北朝鮮が韓国相手に何かしています。朝鮮戦争の特集記事が組まれたりして、戦争含みなのでしょうか?

2010年6月24日木曜日

■Spider on■2010/06/24

■ドイツのメルケル首相がオバマの警告を拒絶して、予算削減決行に向かっています。アメリカは財政出動で景気刺激策をという姿勢を変えていませんが、EUは規制と予算削減に向かっています。

2010年6月22日火曜日

■Spider on■2010/06/22

■ビルマとアフガニスタンの麻薬が増加しているようです。消費地ではなく、黄金の三角地帯と黄金の三日月地帯は、黄金という地政学的名称で呼ばれる事でわかるように麻薬の供給地です。麻薬は戦費の捻出に使われる物資ですが、ここで供給が増えるという事は、もうひとつ戦争が起きる可能性を指しています。

2010年6月21日月曜日

■Spider on■2010/06/21

■メキシコ湾BP海底油田の原油漏れをめぐって、英国とオバマ政権の関係が悪化しています。オバマとしては国民の手前一歩も退けません。健康保険で人気ががた落ちした政権にとって正念場です。ここでしくじったら、4年で共和党に政権を持って行かれる事になります

2010年6月19日土曜日

■Spider on■2010/06/19

■キルギスタンにロシア軍が入ります。民族紛争を抑え込む事が出来るでしょうか? すでに2000人が殺されているという報告もあります。実際はそれ以上の可能性もあります。大した武器もなしに短期間に大量虐殺が行われるのは、ルワンダ虐殺でわかっている事です。ルワンダで使われたのは、フランスが大量に売り込んだ銃器ではなく、木材でした。

2010年6月18日金曜日

■Spider on■2010/06/18

■オバマ大統領への逆風が吹き始めています。ここからが本番という感じです
■経済危機のEUが一斉に規制に向かおうとしています。厳しい財政をやろうとしています。新自由主義経済政策は終わった観があります。日本は政策的に40年遅れ、状態としては(悪い方に)最先端という感じです。でも、身動きとれないのも確かなので(まだ下方弾力性がある)、民主党が時期を見ないでいじればいじるほど悪くなるのは確かです。せっかく政権を取って、出来るだけ何もしないという立場がとれるだけの器量はないでしょう。こういう時は、少し風通しをよくするぐらいしか出来ないし、それをやるだけで効果的なんですが、わからないかもしれませんね

2010年6月17日木曜日

知られず、忘れ去られるのは気にくわない

 コラムさとうに

韓国人がベトナムで恐れられていた

 という記事がアップされた。
 これは、なぜだか、あまり知られていない事実だ。今では、ベトナム戦争秘史といった事になってしまっているかもしれない。
 ベトナム戦争当時、日本や韓国で犯罪者となった韓国人、朝鮮人が大村収容所に送られ、簡単な訓練を受け、ベトナムに送られていた。
 これが日韓の裏の戦争協力だった。
 日本は在日の犯罪者など似て喰おうと焼いて喰おうと韓国の勝手という姿勢を取り、韓国は、犯罪者など死んでしまえという立場にたっていた。
 韓国軍は米軍の弾よけとなって最前線に配備された。もちろん、おびただしい死者を出した。
 大村収容所から戦地に送り出された人々の死亡率は、その中でも高かっただろうと思う。もしかしたら、みんな死んでしまったかもしれない。
 そんなのは、犯罪者だからといって、許されていいはずはない。だが、見逃され、ひっそりと、触れられないで、時は今に至った。

■Spider on■ 2010/06/17

■キルギスタンの民族紛争が酷い状態に陥っているようです。平和維持軍が必要だという議論になっていますが、誰が行くのでしょうか? ロシアか、ヨーロッパか、ほぼ戦争をしに行く事になりますから、軍隊の派遣も難しいかもしれません。ボスニア=ヘルツェゴビナでは、オランダ軍がセルビア軍といい感じでやっていると思っていたら、あっさりとイスラム大虐殺をやられてしまいました。オランダの指揮官は間抜けで有名になりましたが、そうした危険で油断のならない所に、命がけで行かねばなりません
■ワールドカップの北朝鮮応援団が中国の俳優だったようです。国民は出国を許されず、中国俳優団で代用したというわけです。北朝鮮応援団は、金正日応援団でもありますが、自分で雇って自分を応援させて・・・北朝鮮は、事ある毎にグロテスクな国です
■ロシア警察が反プーチン本を押収しました。そういう古典的な言論封じをやったりして、言論に何か力があるかと誤解する人が出て来てしまいそうです。是非ともその本は燃やして欲しいですね。中国共産党もやったんですから、資本主義ロシアもね

2010年6月16日水曜日

今日のSpider on 2010/06/16

■Spider on■
■北朝鮮が国連を相手に軍事行動に出ると威嚇しています。外交問題評議会はオバマ大統領が北朝鮮に弱腰であると批判しています。馬鹿げた行動ばかりしているひどい国です
■38年前、英軍が北アイルランドで民間人を虐殺した血の日曜日事件で、被告となった英国に有罪判決が出ました。キャメロン首相は謝罪しています。アイルランド移民の多いアメリカでも報道されています

2010年6月15日火曜日

■Spider on■ 昨日今日のニュースより

■独仏関係破綻と騒がれ始めました。本当に独仏間が悪くなると、EUは崩壊します。また、独仏政府が銀行への金融取引税の導入を言い出しましたが、それもどうなるか? EUは岐路にたっていて面白いです
■イランがガザ支援の船を出し、ガザに向かっています
■オバマ大統領が、メキシコ湾の原油漏れは、環境の9/11だと発言しました。そうすると、BPがアルカイダで、経営者がビンラディンという事になります。かなり厳しい言い方です

昨日今日のニュースから 捕鯨と日本の買収

 日本が捕鯨再開のために捕鯨委員会で小国に賄賂を送ったという報道があった。
 捕鯨ってそんなに儲かるもんじゃないと思うのだが、よくわからない。
 シーシェパードのようなテロリストは論外としても、欧米人は捕鯨問題で感情的だ。そのためか、日本も感情的になっているところがある。鯨のベーコンもステーキも、もう食べていない。干した鯨肉もずいぶん食べていない。捕鯨は、個人的にはどうでもいい問題だ。でも、捕鯨に携わる人々の存在がある。問題はそこだけで、それがクリアされたらやめてもいいと思う。食文化などといきり立つような話じゃないと感じるからだ。

2010年6月5日土曜日

蜘蛛業から

 読書さとうで「ビルマの竪琴」を取り上げている。
 それで思い出したのが、ピーター・バラカンさんという音楽評論家のご母堂がビルマの方で、英国はビルマで酷いことをしたけれど、日本は違ったと、とても好感を持っていらっしゃった事が、彼が日本語を学ぶ遠因だったと、テレビでおっしゃっていた事です。
 バラカンさんが日本に来て、発信してくれたその一言は、ビルマから英国を経由し、母から子に受け継がれて日本に届いた証言です。
 彼は、TBSテレビでCBSニュースの解説をやっていましたが、横にいた阿呆な女が疎ましく見るのをやめてしまいました。今は、毎週土曜日、NHKのラジオで海外の古いポップス音楽の紹介番組を一人でやっています。まあ、そこらのメディアおネエちゃんにはチンプンカンプンの内容の番組です。

       蜘蛛業から

2010年6月2日水曜日

昨日今日のニュースから イスラエル、ガザ救援船団攻撃



イスラエル、ガザ救援船団攻撃 10人死亡
トルコ人抗議活動家多数投獄

 6月になったと思ったら、こんな騒ぎが起きた。
 各国でイスラエルを非難する抗議が始まっている。
 その一方で、救援の艦隊に乗船していた人々が武装していたとか、攻撃はイスラエルではなく、艦隊の最後尾の船から行われた自作自演だという話も出ている。
 イスラエル当局は挑発されての出来事と弁明している。

 イスラエルとパレスチナ人の問題は、国際政治の道具にされて来た。英国も、ソ連も、アメリカも利用して来た。単純な正義感はいいものだが、それは秘めておくべきもので、振り回すと犯罪的な結果を生み出す。物事の複雑さに立ち向かうには時間と冷静さを保つ意志が必要となるという事だ。

 複雑なだけでなく、人の死ですら小さなエピソードにしてしまう恐ろしい場所でもある。
 遠くから、出来るだけ偏らない目を確保できるようになればと思うが、とうてい及ばない。

 シーシェパードやグリーンピースのようなテロリストの行動を思い出したりもしながら、色々な事を考える。行動の時ではないのだから、結論に飛びつくような事だけはしないでおきたい。