2020年4月16日木曜日

グローバリズムと虫下し

中国、中共ウイルス(新型コロナ)ですっかり信頼を失った。信頼していた方がおかしかったと、誰もがすっかり目が覚めてしまった。
それで焦ったのだろう、医療品を輸出する「マスク外交」で信頼を取り戻そうとしている。しかし、その背後で、マスク輸出と引き換えに「賞賛」を求めるといった小細工を弄している。もちろん、輸出のほとんどは有償だ。

さすがに共産主義者は下品だ。物でつって信頼を勝ち取ろうというわけだが、信頼はそういうものではない。案の定、輸出した医療用品の多くが不良品で使い物にならないらしい。

ちょっと前まで「一帯一路」とか言って、鼻の穴をおっぴろげてたのが、今は信頼回復だ。しかも、それも失敗している。

まあ、「一帯一路」とか、まだまだ器じゃなかったな。いわゆるひとつの百年早いというやつだ。未熟きわまりない。天下人にはなれない。


中国は、これまで、自由市場の中で、閉鎖的な国家主義を押し通し、いわばタダ乗りして来たわけだが、それに加えて、他国の企業の情報を盗み、特許を侵害して来た。中国の企業は中国共産党や紅軍の幹部や一族が直接経営するか、裏についている。これが、企業ばかりでなく、各国政府の情報も盗み出している。寄生虫と言っていい。

グローバリズムは、寄生虫である中国が、市場にタダ乗りするのを許容するものだった。
もちろん、これで利益を得ている人物、企業があったから成り立っていた。

だが、その利益も今回でチャラになったり、苦しくなったんで、このモデル、そんなにおいしくなくなって破綻する。

虫下し飲んで、グローバリズムを終わらせる頃合いだね。