2020年11月24日火曜日

トランプさんの選挙結果でガッカリしてるんだけど・・・

アメリカの大統領選挙でトランプさんが負けた形になったけど、トランプ陣営は選挙違反を主張して敗北を認めず、どうなるかわからないというか、何がなんだかわからない状態が続いているから、そこらは見ているだけにするけど、とにかく民主党の組織的な票固めが凄かったんだろうと想像できる。郵便投票がなくてもバイデンが勝ったかどうかが怪しいのは、トランプさんが最初から言ってた通りだという気はするけど、それでも、民主党が組織を上げて固めた票が基礎を作っていての話だと思う。そういう事だと、やっぱり民主党の左派が強いんだろうね。それで民主党が左翼の党になってしまった。

アメリカの左翼は、戦前から力を持っていて、ソ連とつながったアメリカ共産党員が政府内にかなり入り込んでいた。第二次大戦時には、その左翼=スターリン派が政府内で勢力を伸ばした。赤狩りがなければ、米政府内に巣食った共産党勢力は根を張り強力なものとなっただろう。

アメリカ内の左翼=ソ連派はその後も活動を維持し、ベトナム戦争の時には、アメリカ国内で反戦運動をけしかけ、社会を分断するのに成功した。まあ、元々、アメリカ人がみんな仲良しという事はなかったろうけど、ああいう形で分断したのは、どう見ても左翼のせいだった。

ソ連はアメリカで、日本なんかとは比べものにならないくらいに力を入れて工作を展開していたろうし、ソ連が崩壊した後も、せっかくのスパイ網は維持されたろう。もちろん、直接の関係がなくても、長年培われてきた左翼の影響力が相当なものだという事を、今回の選挙は見せてくれた。

民主党は金も使ったろうが、左翼の総力を使い切ったと思う。理由は中国かもしれないが、確かな事はわからない。とにかく、あと4年、待てなかったのだろう。そこで今回、総力を上げた勝負に出た。

ヒラリーの時は最終的に左派を排除したのが、裏目に出て、票固めがうまく行かなかったのではないだろうか。そこで今回は左翼を跳ね上がらせた。

ただ、この大統領選挙でバイデンという色々と問題や噂のある人物を候補者にした事で、民主党系の女性運動は倫理的に地に落ちたと言っていい。民主党のフェミニズムは嘘となった。

米民主党はバイデンの勝利(なんだろうね。残念ながら)と引き換えに多くを失った。戦いだからしかたのない部分もあるだろうが、失ってはならないものまで失ったように見えるが、他人事だからここでこれ以上は言わない事にする。

日本は対中外交で苦労する事になるだろうが、軍事も含めて自らを鍛える機会だと思う事にしよう。仲良くするのと依存するのは違う。アメリカに頼り切りは良くなかった。

尖閣の防衛は、沖縄はもちろん、北海道を守る事にもつながる。自国の領土は自力で守るべきものだ。ああ、竹島もね。

七難八苦は中国、北朝鮮の形をとって与えられる。私たちは強くなれるだろう。