2019年1月24日木曜日

厚労省の役人、統計的な処理が必要だと思ってなかったんじゃないかな?

 厚生労働省の勤労統計問題、制度運営が出来ていないという問題だと思う。今の日本が一番弱い所だ。これを適切に改変できたら、日本にとってとてもいい事だろう。でも、そこには手をつけないで、目先をいじって終わるだろうと思う。
 政府や与党がいい加減だったら尻を叩くのが本来というか、期待される野党の仕事だけれど、そのように本格的にやると国益になってしまうから、今の野党は絶対にやらない。野党は、国益に反する事がリベラリズムだと心得違いをしている、頓珍漢で恥知らずな左翼上がりばかりだからね。いや、その前に、どんな問題なのかを考える知能がないだろう。
 結局、問題は政治的にもみくちゃにされ、処理は中途半端に終わるのだろう。統計処理だけの問題なら、サンプリング調査で近似できるから、しかるべき処理をすればいいだけだが、下手をすると全件調査という最も馬鹿げた結論で終わる可能性すらある。

 そういう解決の仕方ってニヒリズムなんだぜと、ニーチェなら言うかもしれないけど、役人にも議員にも理解されないだろうね。私たちがさらされているニヒリズムの最も通俗的な形の典型がこれなんだが・・・