2019年5月18日土曜日

困ったな、丸山穂高と一緒にしないでくれ

 丸山穂高議員が北方領土を取り戻すには戦争しかないと発言したという。
「丸山が同じ事言ったみたいよ」
 と言われた。

 で、ネットで検索してみたら、確かに言ってた。

 困ったな。まったく違う筋道なのに、そこだけ同じだなんて・・・

 一般に領土問題は、戦争か金で解決するものだという事を常日頃言って来た。返してくれと言えば返してくれるかのような思わせぶりは政治家の嘘だからだ。そういうものじゃないだろという事だ。

 丸山穂高の馬鹿は、そういう常識的な事を言ってるんじゃなくて、戦争する気もないくせに、思いつきで「戦争」という言葉をもてあそんだにすぎない。酔っぱらってたしね。で、それは問題をもてあそんだのと同じだから、除名されたり、非難されたりしても当然だ。本気で戦争を主張するなら、どうやったら改憲できるかから始まって、政治家としてやる事はいくらでもある。シラフでね。

 誤解したい人は勝手に誤解するだろうからどうでもいいけど、理解したい人のために付け加えると、領土というものは、戦争するか買うかして手に入れるものだというのは、戦争をしようというのではなくて、領土というのは、そうそう簡単に取り戻せるものではないという事です。

 例えば、今は、ロシアは経済制裁の対象だから金を払うなどできない。だから、領土問題の交渉など出来ないとなります。
 また、戦後、戦争を自らに禁じている。だから、金で買う交渉にも迫力がない。しかも、戦争か金かという常識的な話すら出来ない空気があるから、そもそも金で買うという話もしていないみたいだ。
 その調子で、四島だ何だと内向きの話を上っ面でしている。本当は何もしていないか、何もしていないに等しい事しかしていない。 
とても不健全です。

 丸山穂高の口走った「戦争」は下劣極まりないですが、左翼なんかは、自分たちが非常識な戦争を口にする時には気持ちよくしているくせに、外の人が戦争と言うと大騒ぎする。左翼連中の「戦争」は丸山穂高よりも下劣です。

 丸山穂高がダメなのは、酔っぱらって戦争を口にしたからではなく、北方領土に本気ではなかったからです。