2020年1月7日火曜日

虐殺者ソレイマニの死なんてちっぽけな話じゃないのか?

アメリカがイランの特殊作戦部隊、ゴドスの司令官ガーセム・ソレイマニ(本当はモハメッドとムハマドとアハメッドとハメッドがいくつかずつ入る、長い長い名前なんだろうけど)をドローン攻撃し、戦死させた事で、色んな人が色んな事言ってる。

イランは核合意に違反して核兵器開発を進めて来た。ソレイマニは核開発にも関与していたらしい。シリアやイラクでのいくつかの虐殺の戦争犯罪人でもあったらしい。また、特殊工作やテロ支援もやって来たという。

こういう人物が、テロをやらせているグループにアメリカ人攻撃を計画させていたというので、米軍は先制攻撃した。でも、これは防衛作戦だ。この攻撃が報復を招き、アメリカ人が危険にさらされると主張する人がいるが、話が逆で、危険にさらされるから攻撃したわけだ。

ソレイマニはアメリカに対するテロ作戦に従事している時に戦死したわけだが、軍人が軍務中に戦死したからといって、イランは戦争を始めるのだろうか?

シリアではイスラエルの攻撃で沢山のイラン兵が死んでいる。
まあ、それもあってだろう、ヒズボラやヒズボラの支援を受けているパレスチナのハマスを使って、イスラエル攻撃をやらせている。これもソレイマニの関与している事だろう。でも、大々的な報復なんてものではない。

戦争は、もうやっていると言えばやっているし、北朝鮮との関係を考えれば、北朝鮮が開発した核兵器を、イランはもう持っているかもしれない。
金が欲しい北朝鮮は、必死で核兵器やミサイルを開発してイランに売り込んでいると思われる(だから、電子部品などを輸出してはいけないんだよ、文ちゃん)。
でも、核開発は途上という事になっているし、戦争はやっていない事になっている。このあたりの呼吸は大事なんだろう。
攻撃が行われ、戦闘もあるが、戦争ではない。戦争と政治の間のあたりなんだろう。

イランとしては、一応、報復を誓ったりするだろうけど、本当のところ、司令官が一人死んだぐらいで大きな所の変更はないだろう。
それよりも、このあたりでアメリカの忍耐も限界になると読んで、実際には大人しくなるかもしれない。もし、本当に報復したりしたら、アメリカも黙っていない。

くだらない戦争犯罪人の人殺しが死んだぐらいで、大げさに騒ぐ必要ないだろうね。

そうそう、イランも、昔、「悪魔の詩」の翻訳者を殺すテロを日本でやったよね。それこそ、日本の主権侵害だったね。殺人だし・・・