2020年1月3日金曜日

あけまして、おめでとうございます

保釈中だったカルロス・ゴーンの国外逃亡。年末も年末になって起きた事件だった。裁判になったら無実でも有罪になる確率が高すぎる。このリスクは取れないから、冒険であっても逃亡しようと判断したんだと思う。

そもそも、日産内部のもめ事に検察が介入したのが悪いんじゃないかとは思うんだけど。国家機関のそうした行為の結果、根拠が薄弱な罪に問われて服役するよりも、身を守るために逃亡するってのも、人権の自衛という理解は出来る。
それはそれとして、日本は法を破られたままにはしない方がいいので、レバノンで身柄を拘束するのは無理でも、ゴーンの行動の監視、受け入れたレバノンへの対処をすべきだろう。

昔々、韓国の情報機関が金大中を誘拐して日本の主権を侵害した。その時、金大中はどさくさに紛れて、被害を大きく見せようとしたのか、韓国に連行される途中、自衛隊の航空機を見たなどと、韓国人らしく、反日の嘘をついたりもした。でも、ダメだったのは日本だ。あの時、事を曖昧にした事で、日本は主権侵害に鈍感で何もしない国だと思われるようになった。
北朝鮮が多数の日本人を拉致した件も、日本政府はズルズルと曖昧にして来た。で、主犯の金正日が「やった」と言ったので、真っ青になり、慌てて拉致問題に乗り出した。国家の主権を侵害され、国民の生命が脅かされていたのに、政治家と役人は逃げ腰を続けていた。日本は腰抜けの無能国家だと認識された。

こういう事は喧嘩と一緒で、勝ち負けは関係なくて、手ごわい奴だと相手に思い知らせないと、どんどんやられるようになる。善良で温和な相手ではないので、嫌でも厳しくするしかない。

令和になって、日本は、そういう所も変え、もっといい国になってもらいたいものです。

あけましておめでとうございます。