2021年5月20日木曜日

高潔、劣悪に敗れる。心ならずや

高須克弥氏の、愛知県知事の国賊・大村秀章のリコール運動は志の高い行動だった。代表だった高須氏は一貫して責任感を示し病気を押して頑張っていた。

だが、事務局長だった田中孝博は表面的な員数合わせのために署名を偽造するといった、運動を無意味にする行為を行っていた。見識のない小心な田舎者が事務局長をやっていたわけだ。

知事選で大村に投票した人が多いから、大村は愛知県知事になった。その愛知で、リコール運動をするというのは、勝ち目のないいくさで、問題提起を目的とする以外ないだろうと思っていた。まあ、途中でそんな事を言うのも何だから、そのまま黙っているつもりだったが、妙な遠慮も無用になったと判断して、後出しのような事も言っておく。

この運動は、リコールを成立させるのに全力を傾けるのだけれども、まず筋を通して、運動のありようそのものが大村の筋の通らない税金の使い方への批判になるといった形になれば、例えリコールがかなわなくても意義があった。

だが、事務局長の行為で、そこがひっくり返ってしまった。田中のおかげで、肝心要の部分がなくなってしまった。いくさとしては、まったく取り柄のない負けとなった。

田中は、署名が集まらないので高須氏に恥をかかせたくなかったと言い訳をしているというが、馬鹿も休み休み言え、何が大事かもわからずに、よくもまあ事務局長など引き受けたものだ。愛知の言葉で言えば、

「たわけ!」

高須氏は自分の任命責任を言っていらっしゃるが、田中の受任責任もある。よくもまあ、台無しにしてくれたものだ。

物事は、こういうビジョンも何もない卑小な者に足を取られるものだ。

だが、とにかく、当方は高須氏を支持する所存でいる。