2021年12月3日金曜日

左翼って、勝手な意味で言葉を使い、人を混乱させる  北京オリンピック、ボイコット

 2021年12月の(何か用か?)9日、10日にオンライン開催される民主主義サミットをロシアが非難した。

ロシアや中国の「民主主義」は、日本共産党式に訳せば「民主集中主義」で、民主主義ではないから、それで仲間はずれにされれば反発するのは当然ではある。でも、仲間はずれにするのはもっと当然だから、ロシアや中国、それにシリアとか、イランとか、キューバとか、ニカラグアとか、ベネズエラとか、北朝鮮とか・・・とか、そういう国々はしかたがない。

日本でも、日共や左翼、リベラル左翼が口にする「民主主義」は「民主集中主義」で(そりゃあ、日共がソ連の子分だし、左翼やリベラル左翼は日共の派生だからね)、真ん中の「集中」をはしょって言ってる(あるいは、そこだけ小さな声にしてる)。でも、重要なのはその「集中」の部分で、そこが進歩派系の言葉では「全体主義」、普通に見れば「左翼(の)ファシズム」になっている。

「集中」という言葉にそんな意味はないが、どんな言葉でも、あの人たちの手にかかれば、意味を捻じ曲げられ、別の内容を付与された隠語になってしまう。まあ、共産主義の権力欲や陰謀、無能、陰湿さといった諸々を隠蔽する隠れ蓑を被せられてしまう。何で隠すかというと、本心を知られたくないんでしょうね。

だから、かつて内ゲバで最強を誇った民青は、民主(集中)青年同盟で、集中同盟とでもするべきだった。ただ、党中央が集中(査問、除名)した結果、勢力は衰えてしまったらしい。何だか、ハガチー事件(アメリカの外交官を襲撃した、タリバンみたいな野蛮な事件)で集中された全自連(だっけ? まあ、違っててもいいや)と同じ運命をたどった。

集中を日共用語ではなく一般的に言えば、その一部の意味は「専制」となるかな、その意味で言う集中国家ロシアが民主主義サミットを非難しても、「何言ってんの、馬鹿じゃないの?」としかならないのはあたりまえだ。


北京オリンピックをボイコットしよう。