2010年9月16日木曜日

世界にあふれる武器 ■Spider on■2010/09/16(木)

■オーストラリアの弁護士が何のつもりか、バイブルとコーランの紙を使った手巻きたばこで喫煙し、公表しました。馬鹿げた行為を批判精神の現れと誤解しての事と思われます。
■マイクロソフトが、ロシア政府に批判的なグループの取締の理由とされた事でソフトの違法使用に対する対策を変更するようです。中国とは勝手の違うロシアは、苦手なのでしょうか?
■オバマ大統領が、600億ドルのサウジへの武器売却にサインをしました。不況で世界的に武器取引量が増えていると思われます。ここの所、色々な所で起きている武力衝突の原因のひとつが、増加する武器流通量だと思われます。
■ロシアも、スホイ600、第五世代ジェット戦闘機を輸出するようです。
■元CIA局員が、ポーランドの秘密刑務所での拷問を認めました。みんなが知っていた事ですし、言われてもいましたが、当事者が認めるのは話の次元が違って来ます。アメリカはポーランドからエジプトまで、またたく間に秘密刑務所網を作り上げ、容疑者を移送し、拷問をしていたわけです。驚くべきつながりです。もっといい事に役立てればいいのにと思います。
■英軍がアフガニスタンからのヘロイン密輸疑惑を持たれています。中国のアヘン戦争は英国が中国に阿片を売っていたために起きた戦争でした。英国は、阿片と奴隷と武器を世界中に売っていたわけです。軍隊が薬物商売に手を出すのは、簿外戦費の捻出の必要からもよくある話でもあります。英国の歴史があり、アフガニスタンという阿片栽培地があり、軍隊の行動パターンがありと三拍子そろって、英軍が阿片密輸をやっている可能性は高いかもしれません。
■リアルIRAが英国銀行家攻撃を予告しました。北アイルランド問題は何とか和平にこぎつけ、色々なグループが武装解除をしたはずでしたが、やはり、そう簡単には行かなかったようです。まさか、かつての悲惨なテロの時代に逆戻りする事はないでしょうが、行末が案じられます。
■中国のシンクタンクが、貿易戦争の敗者になると米に警告しました。国連大使の暴言といい、米中関係に何かあったか、中国がおかしくなっているというように見えます。中国には順調に行ってもらって、良くなってもらいたいものです。そうしなければ、色々な問題が解決しないでしょう。
■教皇の英国訪問で、枢機卿の一人が英国を「第三世界」と呼んで辞任しました。英国民の無関心さに腹を立てての事です。悪口で「第三世界」と言ったのですから、その意味は後進国でしょうか、蛮地でしょうか、程度の低い言い方です。カトリック教会はそういう所がダメなんですが、この枢機卿には理解できないでしょうね。
■もうすぐ北朝鮮の金正日が後継者を指名しそうです。末子の正雲になるのでしょうが、この先、いつまで王朝が続くのでしょうか・・・