2010年9月22日水曜日

英国情報部の歴史公開 ■Spider on■2010/09/22(水)

■オバマの経済補佐官ローレンス・サマーズが辞任します。オバマの経済政策が大きく変わるという事でしょう。これまで景気刺激策をとって来たわけですから、財政削減に向かうかもしれません。
■英国の対外秘密情報機関MI6(SIS)が1909年から1949年までの記録を公開しました。公式記録の公開は初めての事のようです。そこで、殺人許可書はなかったとか、見えないインクとして精液を使ったとか(女スパイは?)、色々と話が出ています。サマセット・モーム、グレアム・グリーンなど元スパイの英国作家も多く、なかなか興味深い記録です。
■バチカン銀行で2300万ユーロが押収されました。違法資金洗浄捜査の過程で発覚したようです。バチカン銀行は巨額を資金を運用している銀行で、かつてはP2事件など、バチカン銀行に関係した謎の事件も発生しています。成り行きに注目したい事件です。
■カトリックに関係した話題が続きますが、ドイツで、性的虐待被害者の証言を即す運動が開始されました。教会が運営する学校や児童施設で聖職者による男女児童の強姦が長年に渡って行われて来たわけですが、被害者は、被害を証言する事もまた大きな苦痛でしょう。しかし、何があったのかを公にして行く事は重要で有意義です。
■児童強姦に関係してベルギーの神父が、聖職者が独身である必要に疑問を呈しました。そういう話かどうか・・・