2019年11月1日金曜日

中国の監視映像と日本の希望

夕方のテレビのニュース番組などで、やたらと中国の映像が放送されている。
中国で何が起きようが強くどうでもいいからほとんど見ないのだが、放送される量が多いので目に入ってしまう。

ところで、アレって、中国政府の監視映像だよね。そう思って見ると、こんな所にまで監視カメラが設置されているのかと驚く。おそらく、都市部はすでに監視カメラだらけで、まだまだ増えて行くのだろう。今の中国は凄まじい監視国家だ。

もちろん、ウイグル自治区の回族やチベットなんかの映像は、中国の残虐行為が記録されているから表に出て来ない。どうでもいいと中国当局が判断したクズ映像が一山いくらで売られているのだろう。日本のテレビがそれを安く買って埋め草に使っている。中国共産党政権による人権侵害に協力しているようなものだ。

中国政府がAIに注力している理由のひとつが、増え続ける監視カメラ映像だろう。すでに1億人の顔認証が出来ると顔認証ペイの報道で見た。日本国内の映像もハッキングして、日本国内にいる日本人の顔認証をやっていても不思議ではない。だって、そういう国だからね。

テレビは本当に馬鹿が作っているメディアだが、報道とか言っちゃって、外国の監視映像を垂れ流すに至って、見下げ果てたシロモノとなった。
昔、一億総白知と、テレビを非難したのは大宅壮一だが、そういう影響力はなく、テレビだけが単独で白知に成り下がった。老人たちの多くは団塊だから粗製乱造、白知のまま死んで行くが、若い人たちは知的で冷静になって来ている。

希望を語れるのは年寄りがもっと死んでからだろう。その頃にはこっちも生きてないだろうけど・・・