2020年6月20日土曜日

誰もが格好をつけたがるが、真剣に取り組もうとはしない

欧州議会が「黒人の命は大切」決議をし、また、アメリカの警察とトランプ大統領を批判したという。

いい加減な奴らだとしか思えない。トランプ批判のためにジョージ・フロイドの死を利用しているだけだ。
ジョージ・フロイドはトランプ大統領の指示で警察が殺害したのではなく、中国発の金平ウイルス(コロナ)で死んだのだ。トランプ大統領を批判する理由はない。
トランプ大統領が暴動に厳しい姿勢で臨む事を批判するのは、人種差別とは別の話だ。

欧州議会は、ひたすらトランプ批判をしたいだけではないか。
中国からの金が随分と入っているのかね。
EUでも、誰も気にもとめない機関だから、中国も抱き込みやすかっただろう。

議会と言っても欧州議会は立法機関ではなく、決議は法的なものではない。
だったら、口先だけの感じの悪い事やってないで、本来の立場である、政治的ゆるキャラに徹しているべきだ。

ジョージ・フロイドの死は、アメリカの警察官の置かれている状態、期待されている役割といった事の表の部分と裏の部分、黒人差別の実情、これらをはじめ、様々な問題を事実として把握しながら見ていかなければ、いかなる決議も、行動も無意味だと思う。

かんたんに、フロイドを殺した警官が悪党で、あいつを裁けば終わるなら一番簡単だが、だったらトランプ大統領は関係ない。

警官が人種差別の先頭に立ち、率先して黒人を差別しているなどという事があるなら、まず、その証拠を示すべきだ。
黒人警官も多数いるのに、そんな事が継続的に行われるものかどうか、行われているとしたら、なぜそんな事になっているのか。答えが必要だ。

警察に過酷な職場環境があり、その鬱憤が人種差別に向かうとしたら、それは政治の問題であり、警官たちの職場環境を整えるべきであり、警察の解体などというのは、重ねて警官を過酷に扱う馬鹿げた政治的ポーズでしかない。

銃器を持ち、殺人や死が英雄的行為だと思いこんでいる若者や子供を相手にしている警官たちが、神経をすり減らし、過剰な暴力行使に走る傾向があるとすれば、それは警官の責任なのかどうか。警察官が神経をすり減らさないためには、職務の手を抜く事しかないとしたら、どう解決するのか。現場まかせで結果だけを求めたら、暴力で管轄を制圧するのが一番早い事になる。

誰が大統領になろうと、大統領一人でこうした諸問題が解決できるなどと考えるとしたらよほどのトンマだ。


黒人票をあてこんだ民主党がどんなポーズを取ろうと、アメリカの分裂を利用しようとしている中国がどう金を使おうと、黒人差別、南米人差別、アジア人差別、女性差別といった問題を解決する足しになどならない。

欧州議会はくだらない決議がノイズでしかなく、有害無益だと知るべきだ。元々無益なものが、無益に留まる思慮すらなく、軽率にも害を垂れ流した。情けないことに、人類は、まだこの程度の水準にいる。こいつらは猿に詫びるべきだ。