2019年8月6日火曜日

反日の馬鹿と反日工作のリアル

韓国は戦後、ずっと反日教育をやって来た。北朝鮮の工作員はそこに付け込んだ。

日本の左翼も、反日は良心的な姿勢だと思い込み、反日に邁進して来た。
それは対日戦争で往生したアメリカが、強い日本はもういらないからと、占領初期に徹底した日本の弱体化を図った上に、ソ連の対日工作が重なったからだ。
そこで、反日=親ソという式になった。
当時、共産主義は進歩と良心の拠り所だという宣伝がうまく行っていた。ソ連国内の事がよくわからず、東欧のソ連圏も成立していなかったからだ。共産党の宣伝があっただけで、敗戦で指針を失ったためか、日本人は素直に宣伝=嘘を信じた。
そうして、反日=親ソ=親中=良心=先進的みたいな奇妙キテレツな意識が成立した。しかも、共産党はこれが「民主的」なのだと言い募った。ソ連も中国も、「民主」独裁、「民主」専制、「民主」全体、「民主」監視、「民主」王制、「民主」軍国、「民主」恐怖・・・みたいに、普通「民主」をつけない所に無理やりこじつけた。
事実は、共産主義国家は人権も平等も平和も、もちろん民主主義も、とにかく、文明的な一切が存在しなかった。でも、反日=進歩の人々は良心も理性も事実もかなぐり捨て、そんな事実から目を背け、無視し、ソ連、そして、ソ連崩壊後は中国への忠誠心を持ち続けた。
反日の人々の多くは、過去には良心を持っていただろうと思う。だが、その宣伝に乗せられただけの無根拠な良心が事実と出会った時に事実を退けた。そこで反日は良心ではなく、妄想となってしまった。
妄想は無限だけれど、相手にはされない。そこは悪く思われても困る。

韓国の左翼と日本の左翼は妄想を共有している。そこに中国や北朝鮮の工作員、代理人は付け込む。芸人の出川哲郎風に言えば「リアル」な人たちだからだ。
こういうの孫子にもある古典的なやり方だ。他国に侵攻する時、工作員の破壊活動、扇動活動によって社会不安を作り出し、国を弱体化させようという話だ。
ベトナム戦争で、ソ連がアメリカにこれをやり、アメリカ国内で反米機運を作り出した。

そういう事で、これはわりと有効な手段なのかもしれない。
反日派は馬鹿ばかりだけれど、それと反日工作は別物だと思うべきだろう。