何だか、阿呆な左翼が口にする決まり文句のひとつを思い出してしまった。
「世の中が戦前と似て来た」
といった感じの言葉だ。
よせよと言うしかない。
その理由の1番目は、
戦前をそうはっきり知っているとは思えない年齢の人が言っている。
2番目は、
根拠を示さず、感じだけで言っている。
3番目は、
何度同じセリフを聞いたと思ってるんだ、この野郎!
という風にまとめていいかと思う。
はっきり言って、もう何十年も、日本は戦前になど似ていた事はない。
あの連中が、今、言うとしたら、戦後ではなくなって来ているというのが内容だと推し量れる。
戦後が終わると、戦前しかないのかぁ? 恐ろしい寝言だな。いや、世迷い言か、この場合、どっちが適切だろうか?
だが、その寝言は、空っぽになってしまった戦後の今の有り様を、意外とよく表しているかもしれない。
(誤解したがる人のために蛇足ながら付け加えると、戦後がずっと空っぽだったと言っているのではなく、今となっては空虚になったと言っています。空虚になったのは、時間の経過で劣化したのと、食い散らかした人たちがいたからです。もちろん、食い散らかしたのは、食い散らかせる立場にいた人たちです。一例をあげると、従軍慰安婦の強制連行をでっちあげた朝日新聞などが食い散らかした方です)