2018年2月2日金曜日

低生産性の日々

 雪だというので気持ちも寒くなってしまい、つい、早寝をしてしまった。その結果、妙な時間に目が冷めてしまい、布団から出たらやはり寒く、外を見たら、雪は降ってないが、だからといって温かいわけではなく、お茶を呑み、グズグズと夜が更けて行くのを感じつつ、アガサ・クリスティーが朦朧とした感じを出すために、冒頭にダラダラした文を書いたのはどの作品だったか思い出せず、でも、あの雰囲気は少しチェスタトンぽいな、意図的なんだろうなとか余計な事を考えている。
 チェスタトンのブラウン神父シリーズ、最初の作品の冒頭は、リボンがかかった一枚の絵のリボンが解けて動き始めるイメージで、それは昔のハリウッド映画の始まりを想起するとわかりやすい・・・おっと、もうそんなの見たこともない人のが多いのかな・・・のだけれど、ともかく、とても美しいイメージが描かれている。
 チェスタトンの文章力でサラッと面白いイメージをえがかれて始まるなんて、やはりブラウン神父はいいな。