2018年3月13日火曜日

日々の散らかり

 香典返しでもらった紅茶に香りがなくサエない味なのでアールグレイを少し混ぜたら、そこそこ行けた。俺のすることなすこと、一々細かく文句を言うようになったというのは「ふられた気持ち」という曲の2番の歌詞の一節だけれど、夫婦だったらあたりまえの話で、どこにも面白いところも潤いもない。そんな事を大げさに歌う理由が理解しにくいが、プレスリーが歌ったくらいだから名曲なのは確かだ。

 確か、あの曲はフィル・スペクター、バリー・マン、シンシワ・ワイルが作ったものだ。後にマンとワイルは夫婦になり、スペクターは殺人犯となった。裁判で、スペクターは最後までジタバタしたが、ハゲだったのがバレただけで有罪となった。
 
 ティム・オブライエンは「チューリップ・オン・ザ・テーブル」という曲で女房はもう俺を愛してないとリフレインするけど、それもわざわざ言わなくてもいい、ありふれた話で、夫婦仲なんて良い方が珍しいんだ。
 話もしないとか、オブライエンは何を考えているんだと思う。女房の話なんか聞きたがる気持ちがわからない。何だろうね、そんなんでもってる所がアメリカの強さなのかね。
 でも、いい曲だ。