言論や表現の「無害・有害」を線引きするというのは言論・表現の自由に抵触するけど、出版社は税金さえ安くなれば、そんなものかなぐり捨ててかえりみないんだね。
で、これからは「無害」図書を制作・販売して行くというわけだ。ふうん・・・
そうやって、自分で自分の首を絞めて死んで行けばいいとしか言えないね。
これに対して政府は、「納得できる有害図書排除の仕組みができていない」と、軽減税率に難色を示している。
どちらも「有害図書排除」に関しては合意が形成されているようだ。
「有害図書」って、誰が、どうやって決めるんだろう? 警察かね?
エロ本よりもマルクス本の方がはるかに有害だったし、ヘアヌードよりも朝日新聞の「従軍慰安婦強制連行」記事の方が有害だったけど、まったく別の権威や形式で図書の有害・無害が決まるんだろうね。
これは、出版社団体がまったく間違っているとしか言えない。軽減税率が適用されたとしたら、自分たちの作っている本は「無害図書」です、さあ、買ってくださいって事になる。そういうの、「毒にも薬にもならない」って言うんだぜ。言論・表現にとって、最も恥ずべき事だ。
ま、税率で魂を売りたきゃ売ればいい。