2019年3月22日金曜日

政治は短期で、社会は長い時間をかけて変わる

政治が社会に手を出すのは最小限にしないといけない。それが全体主義の教訓なんだが、良い事をしたい人たちは、政治(=権力)によって社会を「改革」しようとする悪癖から逃れられない。一種の依存症だね。

一応、あたりまえの事だけれど言っておくが、野党であろうと権力の一端を担っているのであって、非主流権力に過ぎない。議会に議席を持っているというのは、三権のうちの立法権力の一部だという事だ。もちろん、現在のこの権力は憲法を法的根拠とし、国民の民主的な手続きを経て承認支持されている。合法的な権力であるというのは、そういう事だ。革命などという馬鹿話の立ち入る余地などない。