2020年7月20日月曜日

日本の歴史的現在

太平洋戦争開戦は、スターリンのアメリカ工作によるものだった。日米は、スターリンのために有為の若者たちを多く失った。

日本は追いつめられ、開戦した。今も当時も無能で馬鹿な外務省の頓馬どものせいで、宣戦布告が遅れ、奇襲攻撃となってしまったのは、これは日本のせいで、申し開きが出来ないが、アメリカは、あそこまでやれば開戦は当たり前だとわかっていた。秘密共産党員の米行政官たちがそのように持って行ったのだからわかっていなくては理屈が通らない。

で、戦争になり、日本が妙に頑張ったんで、アメリカも手を焼き、スターリンは、やっぱアメリカにやらしてよかったと思たかどうかはわからないけど、アメリカからドイツ戦用の兵器をしこたま援助されたのはしめしめ、しめこのウサギで、押されに押されてたのが、これで反撃出来た。冬将軍なんかじゃなく、アメリカの援助兵器のしめこのウサウサがなけりゃ凍えている間にドイツがソ連を降伏させていた。もしかしたら、その方が、ロシアにとっては幸福だったかもね。
ドイツを攻める側になったソ連は、東欧を自分たちの準領土とするのにも、もちろんアメリカからのウサウサ兵器を活用した。

日本が降伏した後、やって来た米軍には親ソ派や秘密共産党員が入っていたので、開戦は日本が悪いという宣伝工作に励んだ。そりゃそうだ、スターリンのせいで日米が戦ったなんて真実はソ連とアメリカの親ソ派が困る話にしかならない。で、悪いのは日本だ、悪いのは戦前の日本だ、悪いのは近代日本だと、日本人の精神に刷り込んだ。

神国日本とやって来て、負けるなんてありえなかったのに、負けてしまったんで、日本人は衝撃に打ちひしがれ、混乱していた。そこに強力な刷り込みがあったわけで、心が折れるのも当然だった。で、日本人自身が日本のダメさ探しを始めた。
これはネガティブな自分探しみたいなもんで、終わりがなく、いくらでも細かくなる。敗北の研究をしてみたり、色々とバリエーションがあった。日教組の反日教育もこのひとつだ。

でも、戦前の日本はごく当たり前の国家だった。ただひとつ標的とされる理由は、日露戦争で勝ってしまった事だった。スターリンはこれを憎悪していた。根に持つ奴だったんだね。

敗戦ショックで混乱した頭には、普通の国が異常に見えたのだろう。まあ、戦争ボケと言ってもいい状態だったから少しは大目に見よう。一度異常に見えてしまうと、普通の物事がすべて異常に思えて来る。異常なのは見る側の自分なのに、そこには思い至らない。そうして日本への悪口雑言が流れ出て来た。

こうした敗戦ボケに、ソ連に違法に抑留されていた帰還日本兵が加わる。彼らの多くが収容所で洗脳されていた。後の大歌手の三波春夫も洗脳されて帰還し、共産党のオルグとなって大衆に飛び込んで行った。でも、彼には本当に飛び込んで行く真っすぐさと、宣伝教化するべき大衆から学ぶ資質が備わっていた。共産主義を捨て、人々のために才能を生かすべく芸能の道に進み、精進し、大芸能人となった。三波春夫の存在は、共産主義の根源的敗北であり、大衆の勝利だった。

アメリカでは、戦後、共産主義者の跳梁跋扈が見逃せないものとなり、マッカーシー議員が共産主義者の違法行為を告発して行った。これを「アカ狩り」というが、正しかったのはマッカーシー議員の方で、当然の行動だった。彼が行動を起こさず、アメリカが赤化していたら、人類に希望はなかった。


敗戦の錯乱から来た異常が吹き荒れた時代が終わると、共産党をはじめとする左翼の方が異常だとわかって来るようになった。最近の事だ。
戦前の日本はどう見てもごく普通の国で、常識的な社会があり、世界的には、かなりいい方だった。

異常が正常だと取り違えられた時代が続いたため、まだまだ、そういう認識は一般的ではないが、本当はそうだった。

日本の戦前は卑下すべき点などどこにもない、立派な国だった。
日本はあそこから歴史をつなぎ、未来を作って行くべき所にいる。これを現在と呼ぶ。