2020年5月24日日曜日

妄想的、実録中共映画のススメ

中共は日本と戦争していない。

抗日戦などというが、毛沢東の中共軍は日本軍と戦っていない。日本と戦争したのは蒋介石の国民党軍だった。国共合作で、国民党と中共が協力する形になっていた時も、中共軍は国民党軍を後ろから攻撃したけれど、日本軍とは銃火を交えなかった。
それでも二度にわたって中共と手を組もうとした蒋介石は、抗日戦争で苦しみぬいたのだろう。毛沢東は日本と戦争する気などなかったし、中国の運命など考えもしなかったから、まったく苦しまなかっただろうね。

満洲で匪賊をやっていた金日成の方が、ある意味では毛沢東より根性があったかもしれない。ロレッタ・ナポリオニが、金日成はこの頃、妻と出会っていると書いている。
この匪賊を自軍に入れ、国家指導者に引き上げて北朝鮮を作ったのはソビエト・ロシアだけれど、朝鮮戦争で韓国に侵攻したのは失敗だったね。

中共も、北朝鮮労働党も、軍隊は党の軍隊であって、国の軍隊ではないのは同じだ。

中共は凄まじい権力闘争を歴史としているが、深作欣二が「実録仁義なき中共」てな映画を作ったら面白かったかもしれない。毛沢東から林彪から、みんな広島弁で抗争する。本当に仁義などないから迫力は凄い。

「のう、林彪、半島に出張ったれや。イモ引く真似はすんなや」
「わかっとります」
なんてのが、朝鮮戦争当時の会話。
林彪は銃などない、素手の中国人を後ろから追い立て、国連軍(米軍)に突撃させた。当然、おびただしい数の中国人が死んだ。これは大東亜戦争当時、国民党軍が日本軍相手に用いたやり方で、中越戦争の時にも、中国は同じ事を繰り返したという。中越戦争当時、中国軍を迎え撃ったベトナム民兵が中国軍の数の多さに恐怖したという。

中共史の実録映画作るなら、台湾しかいない。中国は「反中国映画」だと非難するだろうけど、アジアはもちろん、世界マーケットを狙える。武壇の武道家たちが中共に弾圧される下りなど、大アクションになる。
誇張などしなくても、中共の悪をそのまま描けば、十分に凄まじい。

国民党が中国に支配されるところとなった現在、しかし、女傑が起ち台湾を守り抜くなんてのもいい話になる。
日本も協力せんものと駆け付け、国内の国賊を駆逐しつつ、台湾とともに覇権を目論む中国と戦うとなると、凄くいい。

本当にやらないかな、台湾。