2020年9月1日火曜日

コブラ会の復活

ネットフリックスのドラマ「コブラ会」はいい作品だ。映画「ベストキッド」の30年後に主人公たちがどのように生きているかを描いている。
いいオジサンが青春を引きずっていて、その分成長できずにいる姿が情けなくていい。それが、現役の青春との交流がきっかけで少しずつ成長して行く。
これは若者ではなくて、大人の成長物語だ。

いい歳をした爺さんでも、オッサンでも、ちゃんとした子供たちを見習って、人に迷惑をかけず、図々しくせず、丁寧に、無闇に威張るような態度ではなく生きるべきなのだが、どうしてか、馬齢を重ねたというだけで偉くなった気になっている者ば多い。要するに、馬鹿なのだが、高齢者で馬鹿だと、それは心身ともに、つまり、まったくどこにも取柄がないのだと認識できていない事になる。

過去と現在を取り違え、思い込みで現在を歪めて見てしまう場面など、自分に戒めたいところだ。

登場人物のセリフに、

過去の過ちなどに未来を邪魔させない

という内容の言葉があった。いいセリフだと感じた。