2020年9月24日木曜日

中国、スウェーデンにフラれるの巻

スウェーデンが、スウェーデンの衛星地上基地の使用契約を延長しないようだ。

スウェーデン宇宙公社の基地は国内の他、オーストラリア、チリにあるが、これを「地政学的な情勢の変化」を理由に使用を認める契約の延長を行わないという。

中国外務省の報道局長汪文斌副は

「中国とスウェーデンの宇宙協力は商業ベースで国際慣行を順守しており、宇宙の平和利用が目的だ」

と記者会見で述べたというが、中国の商業ベースが政治、いや、中国共産党の支配下にあるのは、すでに世界の知るところとなっている。第一、商業ベースというのは、中国では、企業を経営している中国共産党幹部が自分の懐を豊かにするという意味だ。まとめて言うと、中国政府=中共の意を受けて、裏で中共幹部が裏金作りをするのが、中国での商業ベースの意味になる。

そういう事がバレバレになって来て、これはいけないというので世界は中国を切り離そうという動きになりつつある。これは、共産主義に甘かった世界が、やっぱ、これとことん駄目だわと認識して来たという事で、もっと早くわかっていて欲しかったが、わからないよりはわかった方がいいので歓迎すべきではある。

目に前の現実を直視し、世界を良くして行くには、共産主義などというのは、どうしようもないノイズでしかない。中国、北朝鮮を筆頭に、共産主義の国々、また、ロシアのような元共産主義で、どこまで脱却できているかわからない国々が、個々人の内面にまで干渉するのは、個々人を抑圧しなければ権力が維持できないからだ。つまり、最低限、ロシア革命から現在まで、政治革命は失敗国家を生み出しただけという事だ。

その意味で言えば、イスラム革命のイランもすでに失敗国家と言える。北朝鮮に見られるように、失敗国家は核武装をして世界を威圧し、脅したがる。実に馬鹿ど真ん中な事だ。

失敗国家中国が、せっかく世界が暖かい気持ちで迎え入れ、仲間にしようとしたのに、裏で策を弄して侵略、略奪し、我が物顔にふるまいはじめた。歪んでいる。

中国、ロシア、イランが仲良くして、失敗国家クラスタとなっている。これに、シリア、北朝鮮もくっついている。リビアも入るのかな? 名前を列挙すると、惨めさが浮かび上がる落伍者どもだ。

日本は、中国人に土地を売ったり、観光客を受け入れたりするのはもうやめよう。中国派の台湾人は警戒しよう。もちろん、習近平を国賓にするなど、絶対にやってはならない。