第2話に出てくる浮浪者のテントが、子供の頃、足立区の荒川河川敷を思い出させる。昔は橋の下に乞食が住んでいるなんて言われてたし、橋の途中で乞食が物乞いしているなんてあった。
おじいさんに育てられていた、小学校にも行ってない子はどうしただろうか、どんな人生を歩んだのだろうか、見かけなくなったのはいつだったか・・・
辛く、悲しい人生を送ったに違いない人たちの事を思い出す。
歳を取ったせいか、漫画が読めなくなっているんですが、これは読めます。
受け付けない人はまったく受け付けないかもしれないけど、とてもいい漫画です。
松永豊和、好きな漫画家です。