2020年10月5日月曜日

白石正輝センセ  私たちは戦いますが、 センセはご安心を

自民党の足立区議白石正輝センセが

「日本人が全部レズやゲイになると足立区が滅ぶ」

てな事を言ったらしい。

「日本人が全部」というのが、最初からイケてる。そうなったら、世界中からそっち系が集まって、超観光立国になるかもしれない。ノンケのいない島国、二丁目国。俺、難民になっちゃうけど、滅びるって事はない。小松左京が生きてたら『日本二丁目』なんて書くかも。

でも、白石センセ、「日本人が全部」から、「足立区が滅ぶ」という小さい所に着地しちゃった。区議歴長くて、外を見る視野がなくなっちゃってるのかもしれない。

足立区出身者としては、足立区が滅びてもいいやと思うけど、その前に、LGBT(今のところ、この4文字にQが入ったり、Tが増えたり、色々とあるらしい。4文字から10文字を超えるのまで見た。もう、文字数で言う方がいいかも。「11文字言葉」みたいなね。で、基本は4文字みたいだから、とりあえず「4文字以上言葉」にしとこうか)って、「なる」ものじゃなさそうだから、ゾンビと違って、続々と人がLGBTになって行くという事態にはならない。週末に「ウォーキングデッド」を一気見とかしない方がいいね。

昔、イギリスでアラン・チューリングという偉大な数学者が同性愛者だったため、裁判で精神科の受診を宣告され、馬鹿ばかしくなって自殺したなんて事があった。チューリングは第二次大戦中、ドイツ軍のエニグマ暗号を破った英雄だったんだけど、英国特有の間抜けさで死なせてしまった。チューリングは先駆的なコンピュータの開発もしていたけど、ダーウィンの甥っ子だったかな、そのダーウィンが所長だった研究所でまったく理解されなかった。イギリスはその時、コンピュータの最先端を一瞬だけ走っていたのに、保守的で視野の狭い年寄りたちが、寄ってたかって未来を窒息させてしまった。コンピュータの世界では、今でもチューリング・マシンというのは時々話題になる。少なくとも、終戦直後の時代で、後のアップル・コンピュータよりも上を行ってる機械だったようだ。理解できないからって、馬鹿にしちゃいけないね。

余談も余談だけど、チューリングが暗号解読に使ったのがベイズ統計で、今だとAIにも使われているんだけど、エニグマ破りの成功のおかげで、ベイズも軍事機密に入ってしまい、爆撃機の事故で海中に沈んだ原爆の捜索とか、沈没したロシア原潜の捜索に力を発揮したものの、最近まで統計学としては傍流に追いやられていた。

つまり、4文字以上言葉は感染したり、治ったりするものじゃないという事だ。一カ所に集めて、安定剤飲ませ、重労働をさせれば、男は野獣のように女を求めるようになり、治ってしまう・・・なんてのはありえないから。

終戦直後、上野公園にオカマが集まってて、当時はブルーボーイと呼ばれてたんだけど、警視総監が視察に来た時に、ブルーボーイの一人が警視総監をぶん殴ってしまう事件があった。その後、当時三国人には勝てないでいた警察だけど、上野公園でオカマ狩りだけはやった。それでブルーボーイがみんな葛飾柴又に逃げた。柴又は団子屋が浅草に団子を納めていたんだけど、関係が深く、浅草にはずっとサイズの大きな女物、いや、ええと、そっち系物の靴を売る店があった。銀色のハイヒールとかね。

そっち系が増えても、滅びたりしないというのは柴又の例を見てもわかりますね。歴史に学びましょう。

白石センセ、歳をとると色々と世を憂うるようになるのは、軽い老人性鬱の可能性もあります。あんまり心配なさらないでください。白石センセが区議やってられるほど、世の中は平和です。

それに、日本の危機は4文字以上言葉ではなく、脅威なのは中国、北朝鮮、韓国、ロシアです。中でも、中国は機会させあれば、侵略して来るでしょう。でも、かつて、足立区には闘鶏場があり、中国人は闘鶏が好きで入り浸っていたようですから、日本が中国に侵攻されたら、足立区はそういうのびのびした中国人相手に、闘鶏で儲けるといいかもしれません。闘犬も、前みたいに足立区に戻せば、きっと愛されるでしょう。

残念ながら足立区は滅びそうにありません。