2018年4月14日土曜日

ロシア膨張の遠因

 ちょっと振り返ってみる。
 ロシアは、ソビエト体制が立ち行かなくなったんで、社会主義を放棄したけど、旧来の拡張主義、軍国主義、冷酷なエリート主義は残している。平気で嘘をついて物事を好きなように進めるのも同じだしね。要するに、放棄したのは、一応社会主義だから、国民の面倒を見るという所だけのようにも思える。

 ソビエト・ロシアは社会主義だったから、女性にも高い教育を与え、職業も、お針子という立派な仕事を用意していた。崩壊後は、お針子の仕事もなくなり、売春婦に転じざるを得ない女性が大量に出た。

 ロシアが崩壊した時、次は支那だという観測もあったが、あまり世界を動揺させるのも良くないと判断したのだろう、アメリカは支那を甘やかす策に出た。

 アメリカはロシアの動向をしっかり警戒し、支那を抑えるタイミングを計り、世界の自由を推進すべきだったのに、ブッシュ(父)が警戒体制を作る前に、クリントンが大統領に当選し、4年で任期を終えてしまったために、はたすべき責任は放棄された。

クリントンはせっせと女の子の服に精液をくっつけるのに忙しく、8年を浪費した。

次のブッシュ(子)は父の偉業であるソビエト崩壊を汚すような事はせず、また、アフガン侵攻に賛同させるため、ロシアのチェチェンでの暴虐に目を潰った。

次のオバマは本格的に何もせず、ロシアの膨張にスキを与え、支那を甘やかし、イランの核開発を許し、北朝鮮の核開発を放置した。


 こうして、ロシアは裏側から世界に浸透し、帝国を拡大させて行った。そして、今、イランと組んでアサドのシリアを支援し、自由世界に立ちふさがっている。