現在の野党はかつて勢力のあった集団の組織票で成立しているが、それはどんどん減って、数年後にはなくなってしまうだろう。現在、馬鹿をさらしまくっている野党の姿を不健全であると、誰もが思うが、彼らが健全化する事はありえない。では、別の顔ぶれが野党として登場するかというと、それは彼らが阻止するだろうから、組織票が流れず、政治勢力にはなりえない。
ではこのままかというと、野党の劣化はとどまるところがないだろうから、もっとひどくなる可能性が高い。
早くあの人たちがいなくなると、政治的風景も良くなるのだが、組織票がある間は、彼らは議員になり続けるだろう。
見方を変えると、彼らが議員をやっていられる間は、過去の悪しきシガラミが残っていて、現在に憑依していると考えていい。日本のしがらみ残存度を測る指標というわけだ。シガラミメーターだ。
現実として、彼らは乗り越えられた存在で、後は消滅する以外にない。葬式の度にひとつの歴史が消えて行く事になるが、惜しむような所はひとつもない。