2018年4月25日水曜日

民主主義はいいが、民主党系は全体主義でしかない

 野党は打倒安倍政権だけを信条として手段を選ばない行動をとっている。
 どうして打倒安倍政権なのかというと、憲法改正をやり遂げるかもしれないからではないかと思う。
 どのような改憲をしようというのか、改憲の必然性をどのように考えているのか、改憲によって国民にどのようなメリット、デメリットがあるのか、そうした議論はなく、ただひたすら「護憲」に執着している。
 そのために安倍政権を打倒したいのだが、選挙で大敗を喫して無理だから、せめて毀損しようとなりふり構わない行動を続けている。

 北朝鮮が戦争をしかけてくるかもしれないのに、まともに国を守ろうとすると違法になってしまう。それはおかしいという事で、憲法から変えなければならない。あたりまえの事だ。今の改憲案ではまったく足りないほどだ。これに反対するのは、北朝鮮の息のかかった勢力以外にありえないと考えたくなるところで、野党は反対している。
 でも、北の手先という人はいるにしても少数で、おそらく、考える力を持たない人がそろっているのだと思われる。まあ、こんなはっきりしない話に深入りしてもしかたがない。問題は、反安倍の政治活動のやり方が、実に不真面目で醜悪な事だ。
 とにかく政府を困らせればいいと考え、せっせとサボタージュに励んでいる。相手を困らせて自分の言い分を通そうというのは、戦前、旧陸軍が気に入らないと大臣を送らずにいたのと同様の行動だ。道理を押しのけて無理を通そうという姿勢を、よく「昔陸軍、今何々」と揶揄するが、ここのところは、「昔陸軍、今野党」だ。

 政治家というのは口説の徒だ。話を聞き、話をし、現在ありうる、つまり、実現可能な最善の策を探り、決めるのが仕事だ。それが出来ずに妨害ばかりしているのは不真面目だ。また、異常でもある。
 おそらく、野党は自分たちは改憲を行おうとしている安倍政権に立ちはだかる正義だと思い込んでいるのだろう。正義だから何をしても許されるとも思っているのだろう。だから馬鹿だ。
 まともな手順で出来る事を、どうして妨害行為に走るのかと言えば、卑劣で汚い手をつかわなければ手も足も出ないからだ。どうして手も足も出ないかと言えば、野党の自意識がどうであろうと、正義などではなく、ただ、自分たちの混乱を人のせいにして地団駄をふみ、暴れているだけだからだ。
 落ち着いて、自分の姿を反省してみるといい。国民に信頼され、政権を委託されるに値する事をしているかどうか振り返ってみるべきだ。あ、活動家には無理か。

 民主党って、結局、カスが集まっただけの嘘つき政党だったんだなと、後の時代に言われるようになるだろう。彼らは「民主」僭称しているが、権力は全体主義専制だとしかとらえていない。
 民主主義には、この名前だけの「民主党」(民進も、立民も、その他も)を阻止出来ない欠陥がある。国民には制度的欠陥に溜まる汚れを、時間をかけ、選挙で落とすしかない。歯がゆい限りだが、それも民主主義の欠陥に入るだろう。