2018年4月22日日曜日

ワイドショー野党の自己中心

 つきあいが長かったというのは、かなり親近感のある関係だったと推測できる。
 おそらく楽で格好良い感じで気持ち良く仕事が出来て、心地良かっただろう。だが、その心地よさの裏側には不快さがあった。
 常識的には、そんなのはあたりまえだが、良いことしかないはずだったので不快な助平発言が出てくると腹が立った。いいとこ取りで美味しいだけだったはずが、美味しくなくなってしまったからだ。
 そこで上司に相談して、別の部署への配属を願い出れば何の問題もなかった。ここで証拠など必要ない。だが、以後の行動を見ると、報復したかったのだと思われる。
 そこで、無断で録音した。録音がある事で、ネタに出来ると考えたのだろう。セクハラ被害を訴えるのと、ネタにするのはまったく違う。
 その上で上司に相談という形で企画持ち込みをした。
 上司は、オフレコの録音を元に企画にするなどできるはずもなく、また、元々心地よい関係で来たのを知っていたので、セクハラ問題にとりあわなかった。
 そこで、週刊誌に持ち込んだ。つまり、セクハラを訴えはしたが、本当の狙いは企画だったという事だ。

 次官に登りつめたエリート官僚が助平・・・週刊誌としてはおいしいネタだ。やらない手はない。名誉毀損で負けても、収支は合うと読んで記事にした。週刊誌としては当然の判断で、実際、話題になった。善悪は関係ない。編集と営業の問題だ。

 福田元次官は法廷で決着をつけるとしている。当然の話で、立法府で法整備がなされていれば議員の出る幕ではないし、行政官の立場からして、行政的対処はありえない。司法が決着をつける以外にない。野党はこんな事もわからないようだ。弁護士上がりの野党議員、弁護士が馬鹿でくだらないと身をもって暴露しているようなもんだ。

 どこに「#Mee Too」の入る余地がある? 何で審議拒否になる?
 国会は週刊誌とワイドショーの話をする場所か?
 助平な事言った福田はダメで、風俗通いしていた助平な前川は良いって、どういう基準なんだ?
 結局、セクハラなんてどうでも良くて、何から何まで政治問題化したいだけとしか考えられない。でも、そういう野党の存在の方が、どう見ても政治的に大きな問題だ。

 一方が悪いので、一方は正しいという、世の中にあまりない単純な話ではなくて、どっちもどっちという、世の中によくある話だ。
 つまり、「#Mee Too」さんたちは、楽で格好良く、自分が気持ちよく、いいとこどりで美味しいのだけが好きで、自分の都合で(オフレコなどの)前提など無視し、それで相手にされないと何をするか、あるいはどんな馬鹿な事をするか見当もつかない、物事の筋道、仕組など一切無視してはばからない方を正しいとしているらしい。