2018年4月25日水曜日

ロシア、オーストラリアにサイバー攻撃


 共同通信のやっているNNAに「豪企業400社、ロシアからサイバー攻撃」という記事があった。
 ロシア政府からサイバー攻撃を受けた企業が、2017年に最大で400社に上ると、オーストラリア政府が明らかにしたという。

 ロシアのサイバー攻撃は、支那と同様、前々から色々な所で行われており、国際的に批難されて来た。だが、無法国家の様相を呈して来ているプーチン・ロシアは無法行為を拡大こそすれ、やめる気配などない。
 これは、我々は好きな時に好きな場所で相手を攻撃できると示しているのかもしれない。肩入れしているシリアの毒ガス施設が攻撃され、核武装させようとしているイランと共に、国際的経済制裁を受けるに至ったロシアは、それでも攻撃的な姿勢を崩さない。
 冷戦時代のロシアの駒は、ドイツ赤軍、イタリア赤い旅団、南米左翼ゲリラやゲリラを武装部門とした麻薬カルテル、PLOなどだったが、今はサイバー部隊や攻撃ドローン技術者と様変わりしている。英国での暗殺を実行したような人的な秘密部隊も存続している。
 ロシアがなぜ馬鹿げた方法で影響力を高めようとしている理由はわからないが、それは世界を危険にさらしている。

 イランとシリアに対しては、サウジアラビア、エジプトが対抗的な核武装まで含めた形で対峙しているし、イスラエルもイラン、シリア、ロシアと対決姿勢を強めている。

 北朝鮮も無法なサイバー攻撃部隊を保持している。今はおとなしくしているが、これはミサイル実験をやめても存続させるだろう。


豪企業400社、ロシアからサイバー攻撃


NNA