2018年4月29日日曜日

突固め音頭って、凄い迫力ある

 最近、鉄道突固め音頭をよく聞く。
 歌詞は、

 コイショット、コラサット

 だけで、後は延々と即興でやる。線路をビーターという道具で叩いて整える作業の時に歌うものだ。
 歌詞は、

 ドッコイショ
 ヨッコラサッと

 というのが原型で

(ド)ッコイショット
(ヨ)ッコラサット

 という風になっていたのかと想像したりしながら聞く。
 ビーターを打ち下ろすタイミングを合わせなければならないから、リズム感を要求する。日本人にリズム感がないなどという事はなく、日本人のリズム感があり、それがここに出ている。
 家人は、少し突固められた方がいいと、私の事を思っている。

 ここから、とりあえず竹内勉を案内役に立てて、民謡を聞き始めた。浪曲は好きだが、民謡に関心はなかったので、かえって面白い。

 その合間にパスカル・ロジェのピアノでド・ビュッシーを聞く。
 薔薇十字団にも、フランス革命にも思いをはせる事はないが、鉄道や日本の近代なんかには思いをはせる。
 バランスもつながりも欠いている。