2018年5月2日水曜日

一貫して平和を望んで来た平和派はこっちだ

 南北会談は、好戦的姿勢を見せ続けた北朝鮮が、経済制裁の厳格化に音を上げた結果のオソマツな一幕だ。
 この流れを作ったのは平和を望んだ米韓日であり、金王朝北朝鮮は政治的・経済的に敗北した。
 北朝鮮は追いつめられ、長年望んで来たアメリカとの直接対話にトランプ政権が応じた事にすがりつき、米朝会談に利するよう習近平を訪問し、南北対話を行った。
 こうして、金正恩は米朝会談に向けての雰囲気作りをしたが、今のところ、雰囲気だけで中身はない。核施設の廃棄と言っても、核実験場はすでに崩壊し、使い物にならないと支那に暴露される始末だ。
 すでにスクラップになったものを捨てるのに、さも重大決定であるかのようにふるまって見せたのが豚芝居だと支那からすっぱ抜かれたのは、習近平の通告だろう。習は苦々しい思いで金正恩の嘘を見ている。おのれは嘘もろくにつけないのかと思っているだろう。
 半島和平のゲームチェンジャーは、一貫して平和のために行動して来た米韓日であり、好戦的軍事国家の北朝鮮ではない。多分に北朝鮮の意図が入り込んだ、南北対話の醸し出した和平ムードは薄っぺらな見世物の産物であり、手品の生み出す陶酔にすぎない。
 日本に平和の波に乗り遅れるなという頓馬というか、お調子者というか、北の手先というか、薄ら馬鹿がいるが、平和の波を起こしたのは、米韓日の方だ。こちらは、北朝鮮に対して、波に乗れ、乗るならちゃんと乗れと言って来た。

 今のところ、北朝鮮は表面つらだけで、その平和への姿勢は怪しいものだ。拉致国家が、日本に対して、何が対話の用意があるだ。調子に乗るな受話器頭の豚が。対話がしたいというのは、もういいだろうとばかりに、すぐに金をくれといった乞食根性が顔を出しただけだろう。
 金正恩、お前の父親が拉致をやったのだ。そのうち、思い出させてやろう。 
 文在寅のように、何でもかんでも忘れ、覚えている者を弾圧するような人間ばかりではないと知れ。