マレーシアが国家債務返済のためにクラウドファンディングを開始した。
2018年5月30日、マレーシア財務省が1兆リンギ(約27兆円)の国家債務返済のため、国民に支援を呼びかけた。債務はGDPの80%に達しているそうで、マハティール首相は債務削減を最優先課題としているという。
かつて、日本も似たような事をやった。日露戦争時、戦費を調達するために国民の支援を求めた。当時はクラウドファンディングという言葉はなく(あたりまえだ。クラウドがなかった)、郵便貯金と言った。国民は露助に勝つためにこぞって郵便局に貯金したのである。本当に勝って良かった。
もちろん、戦費調達の手当は郵貯だけではなかった。かのロスチャイルドから金を借りた。
それで、沢山のユダヤ人将兵を擁するロシアの皇帝が激怒したという。それを忖度した者が、有名な「ユダヤの議定書」をデッチ上げたというのは、アンテルマンというユダヤ教のラビが書いた本の中にあった記述で、真偽のほどはわからない。
アンテルマンの本はどうあれ、日本がロスチャイルドから金を借りたのは本当で、大蔵省時代の福田赳夫が、返済をめぐってロスチャイルドに会いに行き、用心棒に取り囲まれた話を「私の履歴書」に書いている。
マハティール首相の元で国難に立ち向かおうとしているマレーシア。支那の支配に屈するかどうかの瀬戸際にある。勝利を祈る。