2018年5月23日水曜日

ガザの騒動はイランが裏にいるんじゃないのか

 イスラエルのガザでパレスチナ人が抗議行動を行い、イスラエル軍の制圧で死者が出ている。
 パレスチナ人はアメリカが大使館をテルアビブからエルサレムに移転する事に抗議しているという。
 この背景に、イランが関わっている可能性がある。
 ロシアと組んだイランは、シリア政府に協力し、派兵している。シリアで非戦闘員に毒ガスを使用したのがこの勢力だ。
 そのため、アメリカ、英国、フランスによって爆撃が行われた。
 また、これとは別に、イスラエルがシリアでイラン部隊などを攻撃している。それに、先日、イスラエル情報機関モサドが、イランから核関係の機密文書を大量に持ち出した。
 
 そして、アメリカはイランが核兵器を開発しているとして、イランの核合意から離脱し、制裁の強化を発表した。

 イランはヒズボラというイスラム原理主義武装組織を支援しているが、このヒズボラはパレスチナのハマスを支援している。
 ハマスはPLOに選挙で勝利し、パレスチナ自治政府としてパレスチナを統治しているが、イスラエル内でのロケット弾攻撃といったテロ活動を継続している。
 つまり、イランは、パレスチナを統治するテロ組織に大きな影響力を持っているのである。
 これが反米、反イスラエルの抗議行動の背景だ。
 しかも、ハマスは子供を盾にする。今回の抗議行動では、ハマスのメンバーも多く死んでいるが、ハマスに動員された子供も死んでいる。本来なら、こうした行動には参加させるべきでない年齢の子供を、彼らは盾にしている。そうしておいて、イスラエル軍が子供を殺したと騒ぎ立てる。

 パレスチナ人がPLOを捨て、ハマスを選んだのは、PLOの腐敗に嫌気がさしたからだろうが、ハマスも愚劣だった。同情を禁じ得ないが、しかし、彼らには、他に選択肢がない。どちらを選んでも地獄という選択肢だ。かつて、パレスチナのテロ組織PFLPを支持し、わざわざ出かけて行った軽率なオジャマ虫の日本人たちがいた事を苦々しく思う。あの連中は何の助けにもならず、ただ、争いを煽っただけだった。最低のクズだ。