2018年5月31日木曜日

ウクライナ、大量得点

 昨日、ウクライナの首都キエフで、プーチンを批判するロシア人ジャーナリスト、アルカジ・バブチェンコの暗殺をとりあげたが、これは、バブチェンコ暗殺計画を察知したウクライナ保安局SBUが、暗殺阻止と犯人捜査のために行った偽装作戦だったという。暗殺を計画していた容疑者はすでにキエフで拘束され、バブチェンコは生存している。

 ウクライナ、ロシアに圧されっぱなしじゃなかったね。言論の自由、報道の自由が、こうして、それを圧殺しようとする者たちの行動を、情報機関、警察、軍隊が阻止する事によって守られる事もある。そうした組織が、法を逸脱して権力の側につき、国民を統制圧殺しようとするのは、徐々にロシアなどの旧共産圏内の国か、支那のような現在も共産党指導下の国、後はベネズエラのような後進国になって来ている。

 しばらくの間は、国を守れなければ、自由も何も確保できないのは明らかだ。だから、軍隊も警察も情報機関も必要だ。そんなものないのが理想だという考え方もあるが、その理想に到達している国などどこにもないのだから、とりあえずそうした機関を持ち、維持運営していかなくてはならない。そして、私たちは、それが法治内にとどまるように努力するしかない。

 軍隊にも警察にも情報機関にも反対する人々は、日本の安全と安定を脅かし、日本を陥れようとしているとしか言いようがない。彼らは現在を耐え抜き、未来を良くしようという努力を放棄し、逸脱の方向に堕落した人たちでしかない。

 ロシアは、これからも非道な暗殺行為を繰り返すだろう。世界は、ロシアや支那を阻止しなければならない。