ケイデンス時代のアンディ・ウィリアムスはいい。スイート・レイラニなどは、うっとりしながら聞くのにぴったりしている。
この感覚はプレスリーにはあったが、ビートルズにはもうなくなっていた。時代じゃなくなったんだね。
ウィリアムズがゴッドファーザーを歌った時には、とても高いキーで歌うので驚いた。高い声は若い頃からよく出る人だったけど、あの年齢であのキーというのは、鍛え方というか、凄さを見せてくれたと感じた。でも、好き嫌いで言えば好きではなかった。みんなして、あっさりと知らん顔で凄い事をやっていた時代の方が好きだ。
ああ、でも、ゴッドファーザーを歌える最後の人だったかもしれない。トニ・ベネットもいたけど、シナトラと仲良しだったから・・・どうなんだろう?
アンディ・ウィリアムスは、色んな意味で最後の歌手だった。