2018年5月22日火曜日

内田元監督、逃げ場はないみたいだね

 日大アメフトの宮川泰介選手の記者会見で、アメフト部の監督、コーチ、選手たちが異常な空間を作っていた事がわかった。
 何が異常かというと、内田元監督は、アメフト部で教育をしていたのではなく、洗脳をしていた事だ。これは、スポーツではなくカルトだ。

 アメフトだけではない。日大の運動部関係者、学長をはじめとする管理責任者たちは、これを許して来た責任がある。教育機関だと思って日大に入り、アメフト部に所属した若者たちを、日大は洗脳したのだ。
 スポーツで上位校となれば知名度が上がり、入学者が増え、経営が楽になる。成功はさらなる成功に結びつく。そのために、若者を洗脳し、使い捨てている。

 アメフト廃部はあたりまえだが、これはその程度の問題ではない。日大がちゃんと教育出来ているかどうか、洗脳を行っていないかどうかを調査した方がいい。高校もふくめてだ。おそらく、大量の天下りを引き受けているはずの日大に対して、文科省は調査などできないだろうから、官邸が直接調査すべきだ。教育を重視するなら、これを放置してはいけない。
 また、これを機会に、日大以外の高校大学も調査した方がいい。運動部が馬鹿製造機で来たから、いつまで経っても、レベルの低い問題が続くのだ。

 スポーツは極めて高度な感覚と、強い精神性、そして、知性がなければ強くなれない。そこらの土方を集めてもだめなのだ。

 会見で、宮川選手の未熟さ、精神性の弱さは可愛そうなほどだった。自分で考える力、ブレずに正しい運動選手であり続ける精神力が欠如していた。それは、監督、コーチら指導陣によってロボット化されていたからだ。

 監督、コーチらは犯罪者だ。これを許した日大には極めて大きな責任がある。